2023年8月
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議員活動

2023年8月31日 (木)

8月の活動報告

202308

関東以西の地域と同様に、仙台においても連日記録的な猛暑に見舞われ、県内各所で過去最高気温を更新する等、非常に危険な暑い8月となり、体調を崩された方も多かったのではないでしょうか。今後は、暦的にも確実に秋へと移り変わっていくこととなりますので、これまでの蓄積された暑い夏の疲れが出ないようご自愛いただきたいと思います。さて、今月6日に第105回全国高等学校野球選手権大会が開幕しましたが、北海道・東北勢の活躍が目立った大会になったと思います。地元の仙台育英高校も初戦に埼玉の強豪、浦和学院を19対9で、2回戦は福島の聖光学院に8対2で、3回戦は優勝候補との呼び声も髙かった大阪の履正社高校に4対3で勝利し、八戸学院光星と花巻東と共にベスト8入りを果たしました。その後、準々決勝では花巻東戦で9対4、準決勝の神村学園戦では6対2でそれぞれ勝利し、2年連続で決勝の舞台に駒を進めました。大会連覇の期待も大きく膨らみましたが、決勝戦では神奈川の慶応高校に2対8で惜しくも敗れる結果となりました。仙台育英高校の堂々とした戦いぶり、そして決勝戦ではやり切った感が全面的に感じられ、大変さわやかな印象を強く持ちました。改めて、今年も夏も多くの方々に感動と勇気を与えてくれた仙台育英高校野球部の選手の皆さんに心から大きな拍手を送るとともに、今後の新チームの活躍も期待したいと思います。一方、ペナントレースも終盤に差し掛かった楽天イーグルスですが、相変わらず借金生活からは抜け出せずにもがき苦しんでいる状況が続いておりますが、先週ぐらいから勝ち優先での戦いぶりが見られるようになり、仙台育英ナインの甲子園での頑張りを見習って、クライマックスシリーズ進出に向け、最後の最後まで諦めず奮闘していただきたいものです。さて,8月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。

①西勝山夏祭り

4日、久方ぶりに西勝山町内会の夏祭りが晴天のもと盛大に開催されました。ここ数年はコロナ過で開催が見送られてきましたが、国の感染法上の分類見直しもあり、地域イベントも含め、ようやくコロナ禍前の普段の生活に戻りつつあることに大いなる喜びを感じている今日この頃です。夏祭り会場となった西勝山公園は、子どもからお年寄りまで、この夏祭りを楽しみにしていた方々で賑わい、多くの笑顔が咲き誇る、そんな夏祭りとなりました。1週間前から準備に当たられた西勝山町内会の実行委員の皆さまのご労苦に感謝申し上げますとともに、今後も連帯ある西勝山町内会の益々の発展をご祈念申し上げます。

②拉致議連署名活動 ※添付の写真

仙台七夕まつり初日の6日、七夕会場である一番町アーケード街にて今年も救う会、拉致議連合同の署名活動を行いました。事件発生から45年以上が経過し、未だ解決の糸口すら見えない状況となっておりますが、北朝鮮の国家的犯罪であるこの拉致問題は決して許すことはできず、事件の風化も回避していかなければなりません。ある日突然に拉致され、離れ離れにされてしまった被害者家族に想いをよせ、こうした拉致という蛮行を「決して許さない」という日本人としての強い意志を国民の「総意」にしていかなければなりません。国の毅然とした覚悟ある対応を促すためにも、微力ながら署名活動を通じながら、多くの方々に趣旨をご理解いただききながら取組みを進めていきたいと思います。

2023年7月31日 (月)

7月の活動報告

202307

東北南部の今年の梅雨明けは、平年より2日早い22日となりましたが、今年も各地で集中豪雨をもたらし、上旬には福岡、佐賀、大分の各県を中心に、中旬には秋田県を中心に甚大な被害がもたらされました。こうした近年の気象状況を勘案すると、日本列島は確実に亜熱帯化してきているように感じられ、これまでの想定雨量を前提とした道路等の排水設備をはじめ、各自治体の雨水対策等についても抜本的に見直す時期に差し掛かっているようにも感じられます。また、梅雨明け後は、全国的にも記録的な暑さが続いており、多くの地域で連日の猛暑日を記録し、また、地域によっては、40℃に迫る勢いで気温が上昇する等、これまで記憶にないほどの危険な猛暑となっております。こうした中、21日に仙台市議会議員選挙が告示され、東北唯一の政令指定都市としての今後の仙台市政について、熱い議論が交わされました。人口減少社会や少子高齢化といった大きな社会問題や市役所をはじめとする公共施設の立替え等、課題や話題も多く、当選された仙台市議会議員の皆さまには、有権者の負託にしっかり応えながら、仙台市政の発展に向けご活躍いただくことを祈念するところであります。また、成績低迷で話題からも消えかかっていた地元の東北楽天ゴールデンイーグルスですが、投打の噛み合わないストレスのたまる試合が先月まで続いておりましたが、相手チームのエース級のピッチャーをも打ち込み、まさかの8連勝を飾る等、後半戦への根拠のない期待が少しずつ膨らみ始めてきております。先発投手陣の踏ん張り、新人ルーキー投手の頑張り、そして、村林、小郷両選手をはじめ、主砲浅村選手の活躍等、ようやく野球が話題に復活するようになり、来月から始まる甲子園での高校野球に負けないように、引き続き、息切れすることなく、秋まで好調をキープしながら、クライマックスシリーズ進出に向け頑張っていただきたいと思います。さて、7月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。

①次世代半導体産業セミナー

14日、仙台国際センターで県主催の次世代半導体産業セミナーが開催されました。半導体は様々なもの作りにおいて、もはや欠くことができないコア的な存在であり、重要な社会インフラとなっております。また、交通や金融、流通においても半導体なしでは成り立たない状況になっており、今後の半導体開発を優位に進めることは、そのまま国際競争力での優位となる事を意味します。セミナーでは、経済産業省(商務情報政策局)の金指課長から国の半導体戦略について講演いただくとともに、半導体には昔から先進的な知見を有している東北大学の国際集積エレクトロニクス研究開発センターの遠藤センター長から、省電力の特徴を有する次世代半導体のスピンエレクトロニクス技術について貴重な講演をいただきました。今後、全世界で進められる半導体の小型化、システムの小型化・携帯化の取組み等の中で、次世代放射光施設の活用も視野に入れながら、東北大学のスピンエレクトロニクス技術が世界を激変させる大きな成果に繋がっていくよう、大きな期待を持ちながら今後の動きにも注目していきたいと思います。

②仙台市議会議員選挙 ※添付の写真

21日、仙台市議会議員選挙が告示され、青葉選挙区では定数15名に対し、21名が立候補する等、賑やかな選挙戦となりました。解散総選挙が話題から消えない中、政党公認候補には、連日、国会議員をはじめとした大物応援弁士が仙台入りする等、従来に増して、政党色の強い選挙戦となりました。そのような中、同じ志でこれまで共に活動してきた加藤健一氏が厳しい戦いを勝ち抜き、見事な成績で当選を勝ち取ることができました。投票日当日も記録的な暑さとなり、投票率が低迷したことは残念でしたが、投票いただいた多くの意皆さんに感謝するとともに、今後の秋の県議選に向けて気合を新たにしたところであります。

2023年6月29日 (木)

6月の活動報告

202306

平年より3日遅く、昨年より4日早い今月15日に気象庁から東北南部の梅雨入りが発表されました。今後、約1ヶ月間の梅雨期間となりますが、昨年7月に発生した大崎市を中心とした豪雨災害のような事態に直面することがないよう適度な雨量の梅雨となることを願うばかりです。また、先月8日に感染法上の分類を2類から5類に引き下げられた新型コロナウイルス感染症ですが、感染者数の把握が全数把握から拠点病院を中心とした定点把握に切り替わり約1ヶ月が経過し、県全体としての感染者数はようやく減少に転じるようになってきましたが、仙台市内は微増かほぼ横ばいの状態が続いております。毎年、夏の暑い時期になると感染者数が上昇してきた新型コロナウイスルですが、今夏は感染が話題とならない穏やかな夏になって欲しいものと念願するところであります。さて、こうした中、1日から9日までブラジル宮城県人会70周年記念式典出席および国際経済交流、海外ビジネス支援政策等の調査のため、議会派遣として、村井知事や菊地議長とともにブラジルとアメリカを訪問してきました。1908年428日、ブラジルへの第1回移民781名を乗せた笠戸丸が神戸港からサントス港に向け出航し、その後も本県を含む多くの日本人のブラジル移住と日伯交流が進められてきた経緯があります。また、ブラジルは、人口2億1,483万人と世界第7位、GDPも世界第12位、世界の日系人の約半分となる約200万人が暮らす世界最大の日系移民コミュニティーが存在する国であるとともに、ブラジルの発展に大きく貢献してきた日系人に対する信頼・尊敬の念がとても大きいといった地域特性を持つ国でもあり、改めて先人の功績に敬意を表するとともに、日本人として大変誇らしく感じる瞬間でもありました。そのため、日系企業の現地駐在員も現地の人達から色々と親切にしてもらえる等の生活面でのメリットが大きいという特徴があり、将来の更なる発展が期待されるブラジルでの今後の本県との文化的・経済的連携の可能性があることも確認できたため、今後、議会の中でもブラジルとの文化的・経済的連携の強化について議論を深めていきたいと思います。また、14日に6月定例本会議が開会し、国の物価高克服に向けた追加対策として、約83億円の補正予算議案をはじめとした議案が提出され、現在、議案審議を行っております。こうした物価高騰対策をはじめ、コロナ禍後のフォロー等、生活リスクの緩和が強く望まれておりますので、引き続き、議会を通じてしっかりと対応していきたいと思います。さて、6月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。

①宮城県民社協会総会  ※添付の写真

14日、宮城県民社協会総会が4年ぶりに対面形式で開催されました。29年前の平成6年12月に35年の歴史に幕を閉じた民社党の精神を受け継ぐかたちで設立されたのが民社協会であり、政党ではなく政治集団ではありますが、「自由・公正・友愛」の精神に基づき、自国に誇りを持ち、福祉を充実させ、誰もが豊かさを実感できる社会の実現を目指し、額に汗して働く労働者の目線に立った取組みを今後とも進めて参りたいと思います。

②北方領土返還要求県民フォーラムおよび総会

16日、毎年恒例の北方領土返還要求県民フォーラムおよび総会が仙台市で開催されました。国際法を破り、一方的なウクライナ侵攻という蛮行により、民主主義諸国との敵対、孤立が余儀なくされており、日本との平和条約締結と領土問題の解消に向けた交渉が完全にストップせざるを得ない状況となっております。今後の北方領土交渉が心配されるところではありますが、政府には毅然とした態度で日本固有の領土を絶対に守るという強い覚悟を持って対応にあたっていただきたいと思います。

2023年5月30日 (火)

5月の活動報告

202305

大型連休となった今年のゴールデンウィークも終了し、5/8には3年半もの長い間続いた新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類へと移行することとなりました。これにより、法律に基づいた外出自粛の要請もなくなり、基本的に感染対策は個人の判断に委ねられることとなり、医療機関体制も原則として全ての医療機関での患者受入れを目指すこととなりました。また、保健所の関与がなくなるため、毎日報道されていた全ての感染者数を把握・報告する全数把握から、指定された医療機関が1週間分の感染者数をまとめて週1回報告する定点把握へと変更されることとなりました。今後、新たな感染力の強い変異種ウイルスが猛威を振るう恐れがあると判断された場合等、検討の必要性が生じた場合は、医療体制や感染者の管理方法等が厚労省で協議されることになると思いますが、基本的には感染力が強くても毒性の弱まったコロナウイルスの現状を考慮すると、引き続きの個人単位での感染対策は行いつつも、過度に恐れることなく、普段の日常生活を優先した生活スタイルに移行していく全体方針には理解を示すところであります。今後、少しずつ普段の生活へ回帰し、町内会活動や近所付き合いが元通りに戻っていくことを大いに期待したいと思います。さて、こうした中、海外での日本人プロ野球選手の連日の活躍がメディアを賑わせており、特に大谷選手の活躍ぶりには驚かされている毎日です。メジャーリーグでも初となるMVP、ホームラン王、サイヤング賞全てを同時に獲得することももはや夢ではなく、更なる今後の活躍に大いに期待したいと思います。一方、地元球団である楽天イーグルスは、先発投手の頑張りはあるものの、打線が全く振るわず、残念ながら下位争いに甘んじている状況が続いており、ファンの皆さまもため息をつきながら愚痴をこぼしている毎日のこととお察しいたします。100球を目途とした今流行りの継投ではなく、先発投手の原則完投を意識した球数制限の緩和や2軍若手選手の積極的起用、足を絡めた機動力野球への転換等、今一度メリハリのあるゲーム采配、戦略性が感じられる選手起用等を積極的に行っていただき、ファンのため息を少しでも歓喜に変えるような本来求められている野球を展開して欲しいものだと念願するところであります。さて、5月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。

①林駐仙台大韓民国総領事退任ご挨拶会合 ※添付の写真

8日、林駐仙台大韓民国総領事が異動に伴う退任のご挨拶で県議会にお越しいただき、議連役員メンバーでこれまでの感謝も含め意見交換を行いました。令和3年6月に仙台総領事として赴任され、コロナ禍で交流の機会もかなり制限される中ではありましたが、宮城オルレ村田コース新設や仙台白菜を使用したキムチフェスティバルの開催等、日本と韓国との民間交流の促進にご尽力をいただき、議連としても大変お世話になりました。今後も本国に戻り、引き続き、仙台と韓国の友好促進にご協力いただきながら、益々のご活躍をご祈念申し上げます。

②人口減少・人材育成調査特別委員会県外視察

23日、人口減少・人材育成調査特別委員会の県外視察で岡山県美作市を訪問し、ココホレジャパン(株)の事業承継の取組みと具体の同市内で開業している養魚場の事業承継の取組み事例等について話を伺ってきました。事業の継手がおらず、やむなく廃業してしまう事例が全国でも多く、現代の大きな課題の一つとされておりますが、こうした民間企業と自治体との連携した取組みは事業承継問題を解決に導く大きなヒントになると感じました。具体的には、信頼性の高い自治体による事業承継ニーズの掘り起こしと民間企業の広いネットワークと高いアンテナを生かした事業継承のマッチング機会の創出の協働作業がその実例であり、現在問題となっている事業承継の課題を解決に導く唯一の糸口のように感じました。本日の視察結果を本委員会の提言に生かせるよう、引き続きこの問題について議論を深めていきたいと思います。

2023年4月28日 (金)

4月の活動報告

202304

連日の好天続き等により、例年よりも開花が早まった桜前線の北上とともに、令和5年度がスタートしました。丸3年続いたコロナ禍もようやく落ち着きを見せ始め、来月8日からは国の新たな感染症対策が示され、マスクの着用も基本的に義務化せず、コロナ禍前の生活スタイルへの回帰の道筋が示される予定となっております。小中学校等の入学式も来賓招待での開催に戻り、しばらく中止が続いていた地域の各種行事についても少しずつ戻っていくことが予想され、ようやく普段の生活スタイルに戻っていけることに対して大いなる喜びを感じております。経済低迷の改善、地域コミュニケーションのフォロー、そして、安全安心な生活の維持確保等、コロナ禍後の様々な事案に対するフォローもしっかりと行っていく必要があり、令和5年度がこれまでの様々な課題がプラス方向へ向かう大きな転機となる年度となるよう県議会議員の一人としてしっかりとその役割を担って参りたいと思います。こうした中、WBCの優勝フィーバーも冷めやらぬ中、MLBやNPBの今シーズンがスタートしました。エンゼルスの大谷選手は投打ともに好調なスタートをきり、言うまでもなくチームの中心的な役割を担う活躍が連日報じられております。一方、地元の東北楽天ゴールデンイーグルスは、オープン戦同様、投打のバランスが悪く、シーズン序盤において既に今シーズンのゆくえが心配されております。是非とも戦力をしっかりと整え直し、勝ち星が伸びることで地元ファンの多くの笑顔が咲かせられるよう今後の巻き返しに期待したいと思います。さて,4月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。

①青葉区少年野球大会

16日、青葉区少年野球連盟の藤崎杯春季大会が開幕しました。WBCの日本選手の大活躍で大いに盛り上がりを見せた野球ですが、基本は野球の楽しさを知る事であり、チームプレーの大切さを学ぶところにあると思います。コロナ禍等で練習環境にも一部制約がある中、各チームなりにこの大会に向けて頑張ってきた経過にありますので、選手の皆さんには精一杯の全力プレーで実力を発揮してもらい、今後の試合にも繋げていただきたいと思います。

②拉致議連署名活動 ※添付の写真

23日、救う会宮城との共催で北朝鮮拉致問題解決に向けた街頭署名活動を行いました。拉致問題は我が国の国家主権と国民の生命・安全に関わる重大な問題であり、北朝鮮の国家的犯罪です。決して許すことのできない暴挙であり、今もなお多くの日本人が異国の地に拉致されたままであり、早期の全面解決が強く望まれております。また、被害者家族も高齢化が進んでおり、もはや一刻の猶予も残されておりません。改めて、国には強い気概と覚悟を持って、この拉致問題の一日も早い全面解決に向け全力で対応いただくことを強く望みます。

2023年3月31日 (金)

3月の活動報告

202303

連日、春の陽気を心地良く感じつつも、飛散量が例年より多いと指摘されている花粉症に悩まされている今日この頃ですが、この時期の風物詩の1つである卒業式では、久しぶりにマスク無しでの風景が各地に戻ったとの報道もあり、とても良かったと共感しているところであります。また、丸3年を迎える新型コロナウイルス感染症ですが、全国的にも感染者数の抑制傾向が続いており、本県でも対先週比で連日減少が続いているところであり、ようやく普段の生活が戻りつつあるようにも感じます。こうした中、新年度当初予算案等を議題とした2月定例本会議も約1ヶ月の議案審議が終了し、17日に提案された全ての議案を採択し終了いたしました。長期化するコロナ禍の影響に加え、ロシアのウクライナ侵攻の影響等により、小麦粉等をはじめとした物価上昇や物流コスト増といった食料確保の問題、原油価格の高騰といったエネルギー問題等の新たな大きな課題にも直面し、経済状況はこれまでにない大変厳しい状況となっているとともに、これに追い打ちをかけるように急激な円安の影響が日常生活に大きな負担として重くのしかかっておりますが、「新・宮城の将来ビジョン」に掲げた各種施策を基に、ブレることなくしっかりと県政発展に向け、充実した令和5年度となるよう事業が進められることを期待するとともに、引き続き、議会等を通じ、各種施策に関する議論を深めていきたいと思います。また、8日に開幕した第5回WBC大会も大谷選手等の活躍により、予選ラウンドを圧倒的な力で首位通過し、準々決勝でもイタリアを9対3で退け、19日からのフロリダでの決勝ラウンドに駒を進め、準決勝戦ではメキシコを相手に6対5で逆転勝ちし、勢いそのままに決勝戦でもアメリカを相手に3対2と手に汗握る接戦を制し、メジャーリーガーがひしめく中、見事優勝を果たしました。2009年の第2回大会以来、16年振り3度目の世界一となり、連日放映されたTVの高視聴率からも伺えるように、日本中が大いに盛り上がった大会となりました。改めて、スポーツの持つ力を再認識するとともに、多くの人々に大きな感動と勇気をいただきました。改めて、栗山監督をはじめ、コーチや選手の皆さんのご活躍に敬意と感謝を申し上げます。さて、3月の活動について主なものを次のとおりご紹介いたします。

①耳の日手話祭り

5日、聴覚障害者協会主催の耳の日手話祭りが開催されました。今年も新型コロナウイルスの感染対策に配慮した形で開催され、多くの来場者のもと充実した催しとなりました。一昨年前に宮城県で手話言語条例が制定され、健常者も障害者も分け隔てなく誰でも活躍できる社会を目指し、具体の取組みが進められておりますが、引き続き、協会の方々との定期的な意見交換のもと、本県の福祉施策の充実に力を注いでいきたいと思います。

89ers志村社長との意見交換 ※添付の写真

1日、89ersの志村社長をお招きし、議長応接室で県議会スポーツ議連メンバー有志との意見交換を行いました。今シーズンは、念願のB1復帰を果たし、連日熾烈な戦いが繰り広げられております。現在、15勝30敗でB1東地区6位と苦戦を強いられておりますが、今シーズンも終盤を迎えており、残りの試合全てにベストを尽くし、強い89ersの姿を見せて欲しいと思います。

2023年2月28日 (火)

2月の活動報告

 

202302

全国的にも新型コロナウイルス感染症の感染者数がだいぶ落ち着きを見せ始め、本年5月には新型コロナウイルス感染症の2類から5類への分類見直しが行われることにもなり、コロナ禍前の普段の生活への回帰に向け、少しずつそのイメージがしやすくなってきた今日この頃です。26日にはベガルタ仙台のホーム開幕戦が行われ、3年ぶりとなるサポーターの声援も戻り、初勝利も相まって大いに盛り上がった1日となったようです。新戦力のもと、粘り強く勝利を積み重ね、今年こそはJ1復帰が実現することを大いに期待したいと思います。このような中、宮城県議会2月定例会が14日に開会し、経済対策等の国の補正に対する補正予算議案や令和5年度の当初予算議案をはじめとした42議案が、24日には更に43議案が追加提案され、連日様々な議論が交わされております。新年度となる令和5年度は、新・宮城の将来ビジョンの3年目を迎えますが、長期化する物価高や円安の影響等、大変厳しい状況下にあっても、引き続き、東日本大震災で被災された方々の心のケアをはじめとするきめ細やかなソフト対策や、人口減少局面における地域経済の持続性の確保、新型コロナウイルス感染症への対応等を目的として、6つの政策推進の基本方向に基づいた各種施策を展開すべく、その具体の取り組み方針等が示されております。今年こそは、コロナ禍の対応に一定の目途を付け、普段の生活への確実な回帰に向け、国に過度に依存することなく、地方単独でも行える経済対策やインバウンド対策等の展開も含め、コロナ禍の先にある在るべき本県の姿の実現に向け、様々な施策がより成果が高まるよう今後もしっかりと議論を深めて参ります。さて,2月の活動における主なものをご紹介いたします。

①建国記念の日を祝う県民大会

11日、建国記念の日を祝う県民大会が電力ホールで開催行われました。コロナ禍に配慮しつつも、3年ぶりに通常開催と同じような形で開催され、式典終了後には園児のダンスや育英高校書道部等のアトラクションも披露されました。建国記念の日は、2683年もの悠久の歴史に思いを馳せ、日本人として国を愛する心を養う大切な日であり、多くの皆さんとこうした気持ちをしっかりと共有したいと思います。そして、コロナ禍、物価高、円安等で、大変な経済状況にありますが、多くの先人が乗り越えてきた日本の歴史経過に誇りを持ち、今の時代を生きる政治家の一人として、現下の様々な課題にしっかり対処して参りたいと思います。

②県政報告会 ※添付の写真

20日、東北電力の本店職場で県政報告会を開催し、これまでの議会での取組み内容や現在の県政のトピック等について報告させていただきました。4病院再編や再エネ新課税等、マスコミ等が注目している県政の取組みもありますが、新聞記事等にはあまり取り上げられない検討の背景やマクロ的な捉え方等、検討を多角的に見ることの必要性等についても触れさせていただきました。何事にも検討事案には、その理由と背景があり、検討を深めていくうえでは、メリット、デメリットをしっかりと整理し、何が県民にとって有益かどうかという視点に立ち、一部の民意やマスコミ報道に煽られることなく、検討を進めていく必要があるため、こうしたスタンスで取り組んでいる活動について、今後も機会を捉えて、報告の場を設けていきたいと思います。

2023年1月30日 (月)

1月の活動報告

202301

新年明けましておめでとうございます。多くの期待を胸に、令和5年がスタートいたしました。振り返ると、昨年もコロナ禍に翻弄された1年だった印象が否めず、加えて、ロシアのウクライナ侵攻等に伴う燃油の高騰や食料・資材不足、急激な円安の影響に伴う更なる物価の高騰等を背景に、国内ならびに県経済はこれまでにないほど厳しい状況となっており、一日も早い普段の生活水準への回帰が強く求められております。こうした中、先日の報道でようやく政府も重い腰を上げ、4月を目途に新型コロナウイルス感染症の2類から5類への分類見直しを行うとの方針が示されましたので、今年こそはコロナ禍の対応に一定の目途を付け、普段の生活への回帰に向け、まずは地に足を付けた地方単独で行うことができる経済対策やインバウンド対策等、コロナ禍の先にある様々な課題への議論を本格的に行っていく必要があります。「明けない夜はない」、「待てば甘露の日和あり」とも言われるとおり、厳しい状況ではありますが、本年も引き続き様々な課題にしっかりと向き合い、県議会議員の1人として「何をすべきか」を常に問いながら、前向きに活動を行っていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。さて、今年の干支は「癸卯(みずのとう)」年です。「癸」は十干の最後のため、物事の終わりと始まりを意味し、「揆(はかる)」という文字の一部でもあることから、「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味を持つと言われております。また、干支の「卯」は、もともと「茂」という字が由来とされ、「春の訪れを感じる」という意味を持つとともに、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから、「冬の門が開き、飛び出る」という意味を持つとのことです。従って、この2つの組み合わせである「癸卯」は、「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起の良さも表しているとの事です。従って、「癸卯」年の本年は、コロナ禍の閉塞感から脱し、希望溢れる1年になることを心から祈念いたしますとともに、1月の活動における主なものをご紹介いたします。

①どんと祭裸参り ※添付の写真

14日、大崎八幡神社のどんと祭裸参りに参加しました。コロナ禍等の影響で3年ぶりの参加でしたが、日中の最高気温が15℃まで上がり、4月並みの温かい気温となり、風もなく、参拝される方々にとっては体に優しいどんと祭となりました。コロナ禍は高止まりの状況が続いておりますが、土曜日開催であったため、境内は多くの参拝客で賑わっており、多くの皆さんが神社へ願掛けしたい気持ちの表れだとも思いますので、是非とも令和5年が皆さんにとって良い年になる事を心から祈念いたしますとともに、そのためにも政治の果たすべき役割をしっかりと担って参りたいという気持ちを新たにしました。

②政務活動費運用検討会議

30日、政務活動費運用検討会議が開催され、座長にご推挙いただき、今後1年間の取りまとめを任せていただきました。政務活動費の取り扱いについては、近年、他自治体での不適切な支出等で適切性、透明性が強く求められており、これまでも適正な運用の在り方を手引きにマニュアル化する等、毎年運用の在り方について検討を続けてきた経緯にあります。議員活動を行っていく上で必要な政務活動費の適正な支出の在り方について、しっかり議論を深めていきたいと思います。

2022年12月29日 (木)

12月の活動報告

202212

いろんなことがあった令和4年も残すところあと僅かとなりました。先月21日に開幕したFIFAワールドカップサッカー・カタール大会も日本チームの大健闘もあり、大いに盛り上がりを見せ、14日のアルゼンチン対フランスの決勝戦で幕を閉じました。優勝候補の呼び声の高いフランスは戦前の予想通り強さを見せつけ決勝まで進み、予選で初戦を落とし、厳しい状況下から次第に実力を発揮して決勝まで駒を進めたアルゼンチンとの決勝戦は実力伯仲、手に汗を握る好ゲームとなりました。メッシ選手の2ゴール、エムバペ選手のハットトリックと今大会の中心人物が互いに存在感を発揮したまさに死闘とも言える決勝戦となりましたが、延長戦でも勝負が付かず、PK戦の末、アルゼンチンが36年ぶりの優勝を果たしました。改めて、サッカーファン人口の多さに驚かされるとともに、大会期間中はサッカーが日常生活の中心といっても過言ではない程、連日の深夜の試合観戦で寝不足気味の人も多かったと思われます。日本チームは、決勝トーナメントでクロアチアには惜しくも敗れたものの、予選大会では強豪ドイツ、スペインを破る堂々とした戦いぶりを見せてくれ、4年後には念願のベスト8入りできるよう更なる飛躍を期待したいと思います。また、毎年恒例の日本漢字能力検定協会主催による清水寺で発表される今年の漢字が「戦」に決定しました。ロシアのウクライナ侵攻やワールドカップサッカーの熱戦などがその理由のようですが、ウクライナ侵攻については、1日も早く終結し、平和な日常に戻ることを願うばかりです。さて,12月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。

①第4回アジア・トレイル・カンファレンス  ※添付の写真

3日,台湾で開催の第4回アジア・トレイル・カンファレンスにトレイル議連メンバーとともに参加してきました。4年前の2018年10月に唐桑・気仙沼オルレコースと東松島オルレコースが開設されましたが、社団法人済州オルレの皆さんのご理解があり、短期間でのコース開設に至った経緯があり、その後、社団法人済州オルレとの繋がりから今回のカンファレンス事務局を担っている台湾千里歩道協会とも連携を深めることとなり、今回のカンファレンス参加に至りました。オルレやトレッキングは健康志向の現代において人気が高く、また、地元の自然を生かし、あまりお金をかけずに景観を楽しみながらトレッキングしてもらえるところに最大の魅力があり、まさに観光事業の原点がここにあると感じております。今回のカンファレンスを通じ、宮城オルレの素晴らしさを大いにPRすることができ、政治の壁を越えた韓国、台湾、日本の民間交流の促進の必要性を改めて共有できた場となりました。また、金字塔古道等の現地のトレッキングコースを散策し、雨の中でも楽しみながら、また、各コースの行き届いたメンテナンス状況に感心した今回の視察になりました。近い将来、宮城の地でカンファレンスを開催し、海外から多くの皆さんに宮城オルレを体感してもらえる日が来ることを楽しみにしております。

②予算特別委員会総括質疑(11月定例会)

8日,11月定例会の予算特別委員会総括質疑に立ち、中小企業等復旧・復興支援費について現状の課題と今後の対応等について県当局の考え方を確認しました。度重なる地震や風水害、長期化するコロナ禍等により、被災企業は長期的に厳しい経営状況が強いられており、被災から立ち上がり、事業経営を軌道に乗せ、将来にわたって事業を発展させていくためにも、補助金受給後の事業経営の在り方が重要であり、今後も定期的な公的フォローの充実に向け議会の中で発信していきたいと思います。

2022年11月30日 (水)

11月の活動報告

202211

暦の上では冬を迎え、朝晩の冷え込みも一段と強まり、鍋料理が美味しく感じる季節となりました。こうした中、1日、仙台国際センターにて、県内各自治体の首長をはじめ、多くの方々が出席のもと、県制150周年記念式典が開催され、宮城県の150年の歩みを振り返りつつ、今後の元気で躍動する宮城の実現に向けた覚悟を参加者全員で共有いたしました。明治5年2月16日(旧暦1月8日)に旧仙台藩を中心とした「仙台県」を「宮城県」に改称し現在に至りますが、明治政府による廃藩置県の行政改革後のこの間、昭和20年の仙台大空襲、昭和23年のアイオン台風被害、昭和35年のチリ地震津波被害、昭和53年の宮城県沖地震、平成23年の東日本大震災、令和に入ってからの新型コロナウイルス感染症の大流行等々、これまで様々な国難とも言える大きな災害等を幾度も乗り換えてきた歴史経過にあります。人口減少・少子高齢化社会を迎え、様々な課題がありますが、県議会議員の一人として、これまで培ってきた先人の歩みを継承し、次の世代に希望溢れる宮城をしっかりと託していく責務がありますので、現状の課題を課題に終わらせることなく、しっかりと政治の責任で解決に導いていけるよう、引き続き責任ある対応を図っていきたいと思います。また、世界で競技人口が圧倒的に多く、全世界が熱狂する4年に一度のFIFAワールドカップカタール大会が今月20日に開幕しました。日本はグループEでスペイン、コスタリカ、ドイツといった強豪国との対戦グループでの戦いとなり、初戦は世界ランキング7位の強豪ドイツとの熾烈な戦いの末、2対1で価千金の勝ち星を挙げましたが、次戦のコスタリカ戦では予想とは裏腹に苦戦を強いられ、1対0の敗戦と辛酸をなめる結果となりました。来月2日には3戦目となる世界ランク11位の強敵スペイン戦を迎えますが、臆することなく果敢に攻めのサッカーを繰り広げ、選手全員でベストを尽くしていただき、是非とも予選突破を決めてもらいたいと思います。さて、11月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。

①文化の日表彰式 ※添付の写真

1日、仙台国際センターにて、文化の日表彰式が執り行われ、自治功労賞を頂だいいたしました。平成19年4月の初当選から早いもので15年が経過しておりますが、これもひとえに日頃お支えいただいている後援会の皆さまをはじめ、多くの方々のお陰であり、感謝の気持ちを忘れず、引き続き、県民の代表として政策の提言も含め、県政の諸課題にしっかりと対応していく覚悟を新たにしました。

②中山中学校区健全育成講演会

30日、保護司の立場で中山中学校区健全育成講演会に参加しました。中山小PTA以来の久々の参加となりましたが、今回の講師は中山小、中山中のPTA会長を長年担われ、現在、中山子ども育成会の会長を務めている小野寺さんであり、貴重なお話をお伺いしました。コロナ禍でなかなか地域を挙げての取組みが難しい中、地域の宝である子ども達の健全育成の意義や必要性を参加者全員で共有できた一日となりました。

 

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