7月の活動報告
連日、各地で記録的な暑さが続いている今年の7月。このところの前線の停滞により、東北地方の梅雨明けは来月に持ち越しとなったようですが、宮城県においては、7月後半の一部地域の集中豪雨を除けば、平年に比べ比較的雨量が少ない梅雨となり、高温障害も相まって今後の農作物等への影響が懸念されております。おそらく8月早々には梅雨明けすると思いますので、今後の危険な暑さを伴う本格的な夏を迎えるにあたり、こまめな水分摂取にも注意して熱中症予防に十分心掛けながら、今年の夏を乗り切っていきたいと思います。こうした中、アメリカでは11月の大統領選挙に向け、連日、話題に取り上げられております。現職大統領のこのタイミングでの選挙撤退といったあまり聞く事のない事態になるとともに、13日にはペンシルベニア州での選挙演説集会において、トランプ氏が銃で襲撃されるというショッキングな報道も飛び込んできました。3年前の7月8日には日本でも当時総理大臣であった安倍元総理が奈良市内での参議院議員選挙の応援演説中に襲撃され、尊い命が奪われたことは記憶に新しいところですが、選挙期間中における襲撃は、まさに民主主義への挑戦であり、こうしたテロ行為は断じて許されるものではありません。改めて、治安維持の大切さを多くの皆さんと共有するとともに、今後は当たり前な事が当たり前ではない時代が来るかもしれないという認識を持ちながら、こうしたリスクを最小限に留めることができるよう必要な対策についても議論を深めていく必要があるのかもしれません。一方、日本時間の17日にMLBのオールスターゲームが開催され、大谷選手が日本人初となるホームランを放ち、ひと際その存在感を発揮した一日となりました。試合は中盤に逆転され敗れたため、惜しくもMVP獲得とはいきませんでしたが、多くのファンの期待に応えた大谷選手のパフォーマンスの高さを改めて実感するとともに、今後のシーズン後半戦に向け、大谷選手の更なる活躍を大いに期待したいと思います。そして、ドジャースのポストシーズン進出、ワールドチャンピオン獲得に向けて、チームの主力としての今後の大いなる活躍に期待したいと思います。さて、7月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①経済商工観光委員会県外視察 ※添付の写真
8日、経済商工観光委員会の県外視察で観光庁を訪問し、インバウンド需要の現状を伺うとともに、3大都市圏と地方とのインバウンド需要の格差是正の必要性と今後の対策等について意見交換を行いました。コロナ禍後のインバウンド需要は着実に戻ってきているものの、3大都市圏ばかりに集中し、オーバーツーリズムになっている地域も多く、地域だけの問題ではなく、国としての今後の対策が求められているとともに、コロナ禍後の地方圏へのインバウンド誘客について、更なる国を挙げた広域連携の推進も含め、観光庁ともその必要性等について認識を共有してきました。
②東北開発コンサルタント労組結成30周年記念式典
26日、日頃からお世話になっている東北開発コンサルタント労働組合の結成30周年記念式典に参加してきました。式典ではこれまでの労働組合としての歩み等にも触れながら、大変有意義なひと時となりました。あるべき労働組合の姿とは、会社経営側と緊張感を持って労使協議を行いながら、職場の労働環境を守り、結果的に会社の生産性を高めていく存在だと考えております。東北開発コンサルタント労働組合も本日の30周年を一つの節目として、今後も40周年、50周年に向け、飛躍されることを心から祈念いたします。