3月の活動報告
春の到来を待ちわびつつ、今年も相変わらず花粉症に悩まされている今日この頃です。温かくなってきたと思えば、急に冬景色に逆戻りする等、例年になく気温変動の激しい今年の3月となりました。こうした中、コロナ禍で長らく出席することができなかったこの時期恒例の小中学校の卒業式にもようやく出席することができ、新たなステージへと進む子ども達の頼もしさを感じるとともに、久しぶりの感動のひと時でした。また、2月13日から約1ヶ月間にわたり開催されていた2月定例会も今月13日に令和6年度当初予算をはじめ、全ての提案議案を可決し閉会しました。今回の定例会も話題の中心は4病院再編についてでしたが、今回も様々な角度から議論が交わされ、県全体の安定した医療をどう確保していくか、そして、県が果たす役割は何か等、論点もしっかりと深堀されたものと考えております。がんセンターと仙台日赤病院との再編については、民間病院の病床利用率の現状と改築ニーズと経営状況等、県との協議に基本合意しないと中々踏み込めない領域での議論もようやく始まり、今後、どのような体制で病院機能が維持できるのか、また、課題のある救急搬送時間にどのように貢献できるか等、多くの方々の関心の高い具体の内容が今後少しずつ示されていくものと考えております。県全体の医療体制を限られた資源の中で将来にわたって安定的にしっかり維持していく事は県の最大の責務であり、引き続き、この4病院再編については、こうした認識と責任をしっかりと持って議論して参りたいと思います。こうした中、MLBやNPBが開幕し、連日、熱戦が繰り広げられております。特に、お隣り韓国で初めて開幕したパドレス対ドジャースのMLB開幕戦は日本でも大きな話題となり、大谷選手や山本選手、ダルビッシュ選手と松井選手等、日本人メジャーリーガーの活躍が大きく光る試合となりました。一方で、大谷選手が被害を受けた事件報道が世界の話題の中心となっており、開幕時期のこのタイミングでのトラブルに心を痛めている方も多いのではないでしょうか。気持ちの切り替えも簡単ではないと思いますが、チームや奥さんと共に何とかこの困難を乗り越え、今シーズンも全世界の野球ファンに勇気と感動を与えてくれるような活躍を切に願うばかりです。さて、3月の活動について主なものを次のとおりご紹介いたします。
①耳の日手話祭り
3日、聴覚障害者協会主催の耳の日手話祭りが柴田町で開催されました。新型コロナウイルスの5類移行後初めて開催された手話祭りでしたが、多くの方々にご来場いただき充実した催しとなりました。健常者も障害者も分け隔てなく誰もが活躍できる社会の実現に向け、県の福祉施策が更に充実するよう、引き続き、小泉会長を始め聴覚障害者協会の方々とも連携を図りながらしっかりと対応して参りたいと思います。
②ホノルルフェスティバル ※添付の写真
9日、宮城県として初めて参加したホノルルフェスティバルを視察してきました。昨年9月の定例本会議一般質問で本県として積極的な海外戦略の一環として、他県でもこれまで参加してきたホノルルフェスティバルへの参加について質疑して実現した経緯にあり、日本に対する現地の方々の関心の高さを肌で感じるとともに、すずめ踊りや地酒の振る舞い等で日本の宮城を大いにアピールできたものと考えております。今後も今回お世話になったハワイ宮城県人会の方々との連携も含め、日本へのインバウンド拡大、そして本県食材等の販路拡大に向けて取り組みを進めていきたいと思います。