12月の活動報告
長らく続いたコロナ禍も今年5月に国の感染法上の分類が見直されて5類引き下げとなったことから、長いトンネルを抜け、ようやく通常モードの生活環境に戻った令和5年も残すところあと僅かとなりました。海の向こうからは大谷選手のドジャース移籍のニュースが話題を独占しており、早くも来シーズンに向けた各チームの新オーダーや順位予想等、開幕を待ちわびた熱のこもった報道が飛び交っております。ドジャースは、この11年間にナショナル・リーグ西地区の優勝10回、11年連続でポストシーズンに進出、そのうちリーグ優勝3回、ワールドシリーズ優勝1回を誇る名門中の名門球団であり、今季の本拠地平均観客数が全30球団でトップの47,000人超を記録する等、日本人選手も過去に多数在籍したメジャーリーグ屈指の人気球団です。大谷選手の加入で更にチームの力が勢いづくものと考えており、その後の報道でオリックスの山本投手も同じドジャースへの入団が正式に決まり、ドジャースファンにとってはたまらない年末になったのではないでしょうか。スポーツの持つ力と素晴らしさ、そして、日本人プレーヤーの今後の可能性を世界に知らしめていただいた大谷選手の活躍に改めて敬意を表するとともに、オフ期間は体をしっかりと休めていただき、また来シーズンのドジャース球団での更なる活躍を大いに期待したいと思います。こうした中、改選後初めて迎えた宮城県議会11月定例会も全議案可決にて19日に閉会しました。物価高、エネルギーコスト高等、生活していく上で負担が重くのしかかった状態が長らく続いておりますが、来る辰年には世界での紛争の終結、経済の活性化、そして、生活負担感の正常化に向かう年になるよう、引き続き、議員としての果たすべき役割を担って参りたいと思います。また、毎年この時期恒例の日本漢字能力検定協会主催による清水寺で発表される今年の漢字が「税」に決定しました。政府の所得税・住民税の定額減税を打ち出したことや、消費税のインボイス制度の導入等がその理由との事です。ロシアのウクライナ侵攻や中東紛争の勃発等、世界情勢の緊張感等により、物価やエネルギー等、生活に関わる全てのコストが上昇傾向にあり、経済状況は引き続き大変厳しい状況になっているとともに、長引く円安の影響がこれに更に追い打ちをかけるかたちとなり、日々の生活に負担として重くのしかかっておりますが、来る新年にはその影響が目に見える形で和らいでいく事を切に願うところであります。さて,12月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
①日本東北遊楽日2023 ※添付の写真
10日,台湾で開催されている日本東北遊楽日2023の視察に行ってきました。今回の日本東北遊楽日は、9、10日の2日間開催となっており、2日間で延べ93,000人が来場されたとの事で会場は大いに賑わっておりました。この日本東北遊楽日は、2014年に震災時とそれ以降における台湾からの被災地への支援に感謝の意を表すために東北観光推進機構が音頭をとって開催されたのが始まりで、以来、コロナ禍の中止期間を乗り越え、今年で9回目の開催となります。今では東北をPRするイベントとして台湾にすっかり定着しており、改めて台湾の方々の親日の様子を肌で感じるとともに、日本への旅行客のほとんどがリピーターであることも踏まえ、台湾の千里歩道協会と宮城オルレとの友情の道締結もしっかりと活かしながら、今後も台湾との交流が発展していくよう取り組んでいきたいと思います。
②予算特別委員会総括質疑(11月定例会)
13日、11月定例会の予算特別委員会総括質疑に立ち、総合運動公園施設整備費についてその内容と整備後の県当局の考え方等を伺いました。県内唯一の第一種陸上競技場得ある宮城県総合運動公園宮城スタジアムは、5年に1度、日本陸連から公認継続のための審査を受ける必要があり、来年度がその年に当たります。陸上競技の聖地である宮城スタジアムが今後もアスリートにとって愛着の持てるフィールドとして、そして、本県陸上競技の発展を支えるフィールドとしてしっかりとその役割を担っていくことを大いに期待したいと思います。