7月の活動報告
東北南部の今年の梅雨明けは、平年より2日早い22日となりましたが、今年も各地で集中豪雨をもたらし、上旬には福岡、佐賀、大分の各県を中心に、中旬には秋田県を中心に甚大な被害がもたらされました。こうした近年の気象状況を勘案すると、日本列島は確実に亜熱帯化してきているように感じられ、これまでの想定雨量を前提とした道路等の排水設備をはじめ、各自治体の雨水対策等についても抜本的に見直す時期に差し掛かっているようにも感じられます。また、梅雨明け後は、全国的にも記録的な暑さが続いており、多くの地域で連日の猛暑日を記録し、また、地域によっては、40℃に迫る勢いで気温が上昇する等、これまで記憶にないほどの危険な猛暑となっております。こうした中、21日に仙台市議会議員選挙が告示され、東北唯一の政令指定都市としての今後の仙台市政について、熱い議論が交わされました。人口減少社会や少子高齢化といった大きな社会問題や市役所をはじめとする公共施設の立替え等、課題や話題も多く、当選された仙台市議会議員の皆さまには、有権者の負託にしっかり応えながら、仙台市政の発展に向けご活躍いただくことを祈念するところであります。また、成績低迷で話題からも消えかかっていた地元の東北楽天ゴールデンイーグルスですが、投打の噛み合わないストレスのたまる試合が先月まで続いておりましたが、相手チームのエース級のピッチャーをも打ち込み、まさかの8連勝を飾る等、後半戦への根拠のない期待が少しずつ膨らみ始めてきております。先発投手陣の踏ん張り、新人ルーキー投手の頑張り、そして、村林、小郷両選手をはじめ、主砲浅村選手の活躍等、ようやく野球が話題に復活するようになり、来月から始まる甲子園での高校野球に負けないように、引き続き、息切れすることなく、秋まで好調をキープしながら、クライマックスシリーズ進出に向け頑張っていただきたいと思います。さて、7月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①次世代半導体産業セミナー
14日、仙台国際センターで県主催の次世代半導体産業セミナーが開催されました。半導体は様々なもの作りにおいて、もはや欠くことができないコア的な存在であり、重要な社会インフラとなっております。また、交通や金融、流通においても半導体なしでは成り立たない状況になっており、今後の半導体開発を優位に進めることは、そのまま国際競争力での優位となる事を意味します。セミナーでは、経済産業省(商務情報政策局)の金指課長から国の半導体戦略について講演いただくとともに、半導体には昔から先進的な知見を有している東北大学の国際集積エレクトロニクス研究開発センターの遠藤センター長から、省電力の特徴を有する次世代半導体のスピンエレクトロニクス技術について貴重な講演をいただきました。今後、全世界で進められる半導体の小型化、システムの小型化・携帯化の取組み等の中で、次世代放射光施設の活用も視野に入れながら、東北大学のスピンエレクトロニクス技術が世界を激変させる大きな成果に繋がっていくよう、大きな期待を持ちながら今後の動きにも注目していきたいと思います。
②仙台市議会議員選挙 ※添付の写真
21日、仙台市議会議員選挙が告示され、青葉選挙区では定数15名に対し、21名が立候補する等、賑やかな選挙戦となりました。解散総選挙が話題から消えない中、政党公認候補には、連日、国会議員をはじめとした大物応援弁士が仙台入りする等、従来に増して、政党色の強い選挙戦となりました。そのような中、同じ志でこれまで共に活動してきた加藤健一氏が厳しい戦いを勝ち抜き、見事な成績で当選を勝ち取ることができました。投票日当日も記録的な暑さとなり、投票率が低迷したことは残念でしたが、投票いただいた多くの意皆さんに感謝するとともに、今後の秋の県議選に向けて気合を新たにしたところであります。