1月の活動報告
新年明けましておめでとうございます。多くの期待を胸に、令和5年がスタートいたしました。振り返ると、昨年もコロナ禍に翻弄された1年だった印象が否めず、加えて、ロシアのウクライナ侵攻等に伴う燃油の高騰や食料・資材不足、急激な円安の影響に伴う更なる物価の高騰等を背景に、国内ならびに県経済はこれまでにないほど厳しい状況となっており、一日も早い普段の生活水準への回帰が強く求められております。こうした中、先日の報道でようやく政府も重い腰を上げ、4月を目途に新型コロナウイルス感染症の2類から5類への分類見直しを行うとの方針が示されましたので、今年こそはコロナ禍の対応に一定の目途を付け、普段の生活への回帰に向け、まずは地に足を付けた地方単独で行うことができる経済対策やインバウンド対策等、コロナ禍の先にある様々な課題への議論を本格的に行っていく必要があります。「明けない夜はない」、「待てば甘露の日和あり」とも言われるとおり、厳しい状況ではありますが、本年も引き続き様々な課題にしっかりと向き合い、県議会議員の1人として「何をすべきか」を常に問いながら、前向きに活動を行っていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。さて、今年の干支は「癸卯(みずのとう)」年です。「癸」は十干の最後のため、物事の終わりと始まりを意味し、「揆(はかる)」という文字の一部でもあることから、「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味を持つと言われております。また、干支の「卯」は、もともと「茂」という字が由来とされ、「春の訪れを感じる」という意味を持つとともに、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから、「冬の門が開き、飛び出る」という意味を持つとのことです。従って、この2つの組み合わせである「癸卯」は、「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起の良さも表しているとの事です。従って、「癸卯」年の本年は、コロナ禍の閉塞感から脱し、希望溢れる1年になることを心から祈念いたしますとともに、1月の活動における主なものをご紹介いたします。
①どんと祭裸参り ※添付の写真
14日、大崎八幡神社のどんと祭裸参りに参加しました。コロナ禍等の影響で3年ぶりの参加でしたが、日中の最高気温が15℃まで上がり、4月並みの温かい気温となり、風もなく、参拝される方々にとっては体に優しいどんと祭となりました。コロナ禍は高止まりの状況が続いておりますが、土曜日開催であったため、境内は多くの参拝客で賑わっており、多くの皆さんが神社へ願掛けしたい気持ちの表れだとも思いますので、是非とも令和5年が皆さんにとって良い年になる事を心から祈念いたしますとともに、そのためにも政治の果たすべき役割をしっかりと担って参りたいという気持ちを新たにしました。
②政務活動費運用検討会議
30日、政務活動費運用検討会議が開催され、座長にご推挙いただき、今後1年間の取りまとめを任せていただきました。政務活動費の取り扱いについては、近年、他自治体での不適切な支出等で適切性、透明性が強く求められており、これまでも適正な運用の在り方を手引きにマニュアル化する等、毎年運用の在り方について検討を続けてきた経緯にあります。議員活動を行っていく上で必要な政務活動費の適正な支出の在り方について、しっかり議論を深めていきたいと思います。