12月の活動報告
いろんなことがあった令和4年も残すところあと僅かとなりました。先月21日に開幕したFIFAワールドカップサッカー・カタール大会も日本チームの大健闘もあり、大いに盛り上がりを見せ、14日のアルゼンチン対フランスの決勝戦で幕を閉じました。優勝候補の呼び声の高いフランスは戦前の予想通り強さを見せつけ決勝まで進み、予選で初戦を落とし、厳しい状況下から次第に実力を発揮して決勝まで駒を進めたアルゼンチンとの決勝戦は実力伯仲、手に汗を握る好ゲームとなりました。メッシ選手の2ゴール、エムバペ選手のハットトリックと今大会の中心人物が互いに存在感を発揮したまさに死闘とも言える決勝戦となりましたが、延長戦でも勝負が付かず、PK戦の末、アルゼンチンが36年ぶりの優勝を果たしました。改めて、サッカーファン人口の多さに驚かされるとともに、大会期間中はサッカーが日常生活の中心といっても過言ではない程、連日の深夜の試合観戦で寝不足気味の人も多かったと思われます。日本チームは、決勝トーナメントでクロアチアには惜しくも敗れたものの、予選大会では強豪ドイツ、スペインを破る堂々とした戦いぶりを見せてくれ、4年後には念願のベスト8入りできるよう更なる飛躍を期待したいと思います。また、毎年恒例の日本漢字能力検定協会主催による清水寺で発表される今年の漢字が「戦」に決定しました。ロシアのウクライナ侵攻やワールドカップサッカーの熱戦などがその理由のようですが、ウクライナ侵攻については、1日も早く終結し、平和な日常に戻ることを願うばかりです。さて,12月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
①第4回アジア・トレイル・カンファレンス ※添付の写真
3日,台湾で開催の第4回アジア・トレイル・カンファレンスにトレイル議連メンバーとともに参加してきました。4年前の2018年10月に唐桑・気仙沼オルレコースと東松島オルレコースが開設されましたが、社団法人済州オルレの皆さんのご理解があり、短期間でのコース開設に至った経緯があり、その後、社団法人済州オルレとの繋がりから今回のカンファレンス事務局を担っている台湾千里歩道協会とも連携を深めることとなり、今回のカンファレンス参加に至りました。オルレやトレッキングは健康志向の現代において人気が高く、また、地元の自然を生かし、あまりお金をかけずに景観を楽しみながらトレッキングしてもらえるところに最大の魅力があり、まさに観光事業の原点がここにあると感じております。今回のカンファレンスを通じ、宮城オルレの素晴らしさを大いにPRすることができ、政治の壁を越えた韓国、台湾、日本の民間交流の促進の必要性を改めて共有できた場となりました。また、金字塔古道等の現地のトレッキングコースを散策し、雨の中でも楽しみながら、また、各コースの行き届いたメンテナンス状況に感心した今回の視察になりました。近い将来、宮城の地でカンファレンスを開催し、海外から多くの皆さんに宮城オルレを体感してもらえる日が来ることを楽しみにしております。
②予算特別委員会総括質疑(11月定例会)
8日,11月定例会の予算特別委員会総括質疑に立ち、中小企業等復旧・復興支援費について現状の課題と今後の対応等について県当局の考え方を確認しました。度重なる地震や風水害、長期化するコロナ禍等により、被災企業は長期的に厳しい経営状況が強いられており、被災から立ち上がり、事業経営を軌道に乗せ、将来にわたって事業を発展させていくためにも、補助金受給後の事業経営の在り方が重要であり、今後も定期的な公的フォローの充実に向け議会の中で発信していきたいと思います。