9月の活動報告
日本人選手の大活躍で沢山の勇気と感動を与えてくれた東京オリンピック・パラリンピックもコロナ禍のリスクを最小限に抑えながら大きな混乱なく無事終了を迎え、気付けば日没時間の早まりとともに、田んぼの稲穂も色付き、多くの赤トンボが飛び交う状況へと周囲の状況もすっかりと変わり、秋を感じる今日この頃です。スポーツの秋、読書の秋等、秋を形容する言葉はいくつもありますが、一番身近に感じるのが食欲の秋です。凍霜害の被害で心配された果樹も例年ほどの収穫ができなかったものの、無事収穫の時期を迎え週末にはあちらこちらの販売所で新鮮な果樹を求めるお客さんで賑わいをみせております。また、高温障害が懸念された米も何とか平年並みの収穫量が見込まれており、新米が市場にも出回り始めております。しかしながら、年々米の消費量の落ち込みが顕著なうえ、近年のコロナ禍によるレストラン等の外食産業の売り上げが落ち込み等の影響を受けて、米の消費低迷に拍車がかかる状況となっており、2021年の県産米の概算金が、主力品種の「ひとめぼれ」で2020年比3,100円減の9,500円、デビュー4年目を迎えたブランド米「だて正夢」で同比4,300円減の10,000円になることが先日示されました。米価の下落は2年連続であり、1万円割れするのは2014年以来7年振りとのことですが、2020年産米の在庫量の消費不足がその大きな原因であり、抜本的な改善が強く求められております。みやぎ米の消費拡大は、1次産業を基幹産業とする本県にとって重要な課題であり、消費拡大に向け議会の中でもしっかりと議論しながら課題解決に努めていきたいと思います。一方、海の向こうではエンゼルスの大谷選手の活躍が連日報じられておりますが、MLBもシーズンの最終盤を迎え、ホームラン王タイトルの獲得、ベーブルース以来の2桁勝利40本塁打、100打点100得点等、これまで日本人選手が成し得なかった大記録の達成に向け、是非とも最後の最後まで頑張って欲しいと思います。また、地元の楽天ゴールデンイーグルスはペナントレース最終版の中、4位のソフトバンクにも猛追を許す状況となっており、まずはクライマックスシリーズ進出の3位を死守し、僅かな可能性を信じてクライマックスシリーズからの逆転優勝を目指していって欲しいものと願っております。さて,9月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
①新型コロナウイルスワクチン接種
11日,ようやく1回目のワクチン接種を受けることができました。先月23日から始まった優先者以外の一般枠の予約解禁で何とか予約ができ、この日を迎えました。話題となっている副作用ですが、若干腕に痛みがあるぐらいで特に大きな影響はなく、生活に全く支障なく終えることができました。ワクチンの在庫に目途はたったとの報道もあることから、今後、大きな混乱なく希望する方々へのワクチン接種がスムーズに進むことを期待します。
②決算特別委員会総括質疑 ※添付の写真
29日,昨年度の決算を審議する決算特別委員会が行われ、総括質疑に立ちました。家庭・地域・学校の協働による子どもの健全育成について質疑を行い、教育長から前向きな答弁をいただきました。決算審議は今後の各種施策や予算審議等にも関わる重要な議論の場であるため、今回の決算審議結果をしっかりと次年度の施策反映に繋げていきたいと思います。