4月の活動報告
4/5から大阪、兵庫とともに本県仙台市を対象に国のまん延防止等重点措置が発出されました。このまん延防止等重点措置とは、国の新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴う緊急事態宣言の次に社会・経済活動への影響をもたらす新型コロナウイルスを始めとする感染症の感染拡大を防ぐ措置のことで、全国的かつ急速なまん延を防ぐことを目的としております。従って、緊急事態宣言を出す前の緊急的な予防的措置を講じ感染拡大を一定程度防ぎ事態を重大化させないことを狙いとしており、発令対象の都道府県知事には、営業時短要請や営業時短命令の権限が与えられ、それを拒んだ場合は過料も科されることになります。また、仙台市へのまん延防止等重点措置に合わせ、仙台市以外の全ての県内市町村に対しても、県独自の緊急事態宣言として営業時短営業をお願いしているところであり、これまでの取り組みの徹底や事業者ならびに多くの県民の皆さまのご協力もあり、感染者の拡大防止に一定の成果が出てきている状況となっております。しかしながら、関西圏や首都圏を中心に、感染力が強い本格的な第4派と対峙する事態となっており、気を緩めることなく、引き続き感染防止の取り組みを徹底していく必要があります。こうした中、令和3年度がスタートし、高齢者等に対するワクチン接種の準備も着々と進められております。ワクチン接種による集団免疫の獲得がコロナ過を抑制していく大きな手段でもあることから、自粛続きで窮屈な生活が余儀なくされておりますが、接種が進捗するまでのもう少しの間、皆さんの引き続きの最大限のご協力を宜しくお願いいたします。さて,4月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①全員協議会(新型コロナ対策)
4日、明日からの仙台市へのまん延防止等重点措置指定にあわせ、急遽、全員協議会が開催されました。国の特措法改正により制度化された措置で、緊急事態宣言に至ることを未然に防ぐための措置を法律に基づき講じていくこととなります。
仙台市を中心に感染者の増加に歯止めが掛からず、入院病床や受入施設等も限界に近づくとともに医療関係者のマンパワーも深刻な状況になりつつありますので、今回のこの措置でしっかりと感染拡大傾向を抑制し、この非常事態の難局を乗り切っていかなければなりません。不要不急の外出の抑制も含め、皆さま方のご協力を宜しくお願いいたします。
②マスク贈呈 ※添付の写真
13日、日頃からお世話になっている熊ヶ根の渡辺さんご夫妻が県庁を訪れ、県の石田社会福祉課長へ手作りマスク約300枚が贈呈されました。大人から子どもまで様々な柄やサイズのマスクが取り揃えられており、心を込めて1つ1つ丁寧に仕上げられておりました。県内の医療・福祉分野において、マスクの提供は大変有難く、こうした善意ある寄付に心から感謝しながら今後の感染防止に引き続しっかり取り組んでいく覚悟を新たにしました。