3月の活動報告
新型コロナウイルスで明け暮れたといっても過言ではない令和2年度も残すところあと僅かとなり、桜の開花とともに新たな年度が始まろうとしております。先月に治まりかけていたコロナウイルス罹患者数も今月に入りリバウンド局面を迎え、3/17にはそれまでの最多となる107名の罹患者数となり、翌3/18には4/11までを期間とする宮城県独自の緊急時多宣言が出されました。その後、3/24には過去最多となる171名を記録し、1日に100名を超える日も珍しくなくなり、一番危惧している病床率も日増しに高まってきております。また、仙台市では複数のクラスターが発生する等、このところの急激な陽性患者発生に仙台市保健所も飽和状態となっており、国や他県からの専門職員の応援派遣要請も行いながら、現場の最前線で頑張っている保健所体制の強化が図られております。今後の感染者動向については、予断を許さない状況となっており、これ以上事態を悪化させないためにも、県民一人ひとりの危機意識を改めて共有し合いながら、現在の感染ピークを極力抑え、感染ピーク期間を長期化させないこれからの取り組みが極めて重要になっております。従って、これまで同様、感染症対策の基本である3密回避とマスク着用の徹底等、一人ひとりの感染症対策の徹底と責任ある行動が必要不可欠であることから、県全体としての感染拡大防止対策の取り組みへの協力を宜しくお願いいたします。さて、3月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①耳の日手話祭り
7日、聴覚障害者協会主催の耳の日手話祭りが開催されました。昨年はコロナの影響で開催が見送られましたので2年ぶりの開催となりました。感染対策を講じ3密回避に配慮した形で開催されましたが、久しぶりの催物とあって参加された皆さんの明るい表情がとても印象的でした。長期のコロナ禍で窮屈な生活が続いておりますが、今後始まるワクチン接種を大きなきっかけとして、事態の収束、そして一日も早い普段の日常に戻れるよう今後の感染症対策についてしっかりと議論を深めて参ります。
②聴覚障害者協会知事表敬訪問 ※添付の写真
19日,本会議最終日に提案されていた全ての議案が採択され閉会いたしました。この提案議案の中には手話言語条例も含まれており、聴覚障害者の方々にとっては待ちに待った条例の採択となりました。本会議終了後には知事を表敬訪問し、手話言語条例の御礼を含め、今後の障害者福祉の充実等について有意義な意見交換等も行われました。障害の有無に関わらず、全ての人々が社会で活躍できる社会環境を整備していくことは、行政そして政治としての大きな責任でもありますので、今後とも関係者等の皆さま方との意見交換等も踏まえながら、障害者福祉の充実に向け取り組んで参ります。