5月の活動報告
新型コロナウィルス感染症で話題一色の中、今年の皐月を迎えました。毎年行楽地等で賑わいを見せるゴールデンウィークも非常事態宣言により、密閉、密集、密接の3密を避けた行動を徹底した自粛を余儀なくされ、自宅での生活が中心となり、運動不足になった方も多かったのではないでしょうか。また、毎年この時期は五月晴れの過ごしやすい季節でもありますので、3密に注意しながら、あまり人の行動が多くない早朝の時間を有効活用して散歩を始めてみることにしました。普段は車で通ることが多い近所の道も散歩してみると、桜が終わりつつじの花等がきれいに咲き誇っている様子や空き地に新しい家が建設されていたりする等、新たな気付きにも出会うことも多くそれなりに有意義に過ごすことができました。また、本来であれば町内会をはじめ各種団体等の年に一度の総会の時期でもありますが、3密防止の観点から全て中止となり、人との交流が多いこの時期のはずがその真逆の人寂しい状況となっております。医療関係者をはじめ多くの皆さまの自粛徹底により、新型コロナウィルス感染症も小康状態となり、14日には本県含め39県で非常事態宣言が解除されることになりました。多くの専門家が指摘する第2波への注意を継続しながら、徐々に本来の生活スタイルに戻っていくことを切に願うところであります。また、こうした中、春の選抜大会に続き、夏の甲子園大会の開催中止が決定しました。夏の甲子園出場を目指し、1年間頑張ってきた球児の皆さんの心情を察するに余りあるものがあります。高校総体に続き、甲子園大会も中止に追い込まれ、選手のモチベーションが気になるところであり、特に高校3年生にとっては最後の大会であり、この大会に賭けてこれまで懸命に頑張ってきた経緯にあり、コロナ禍がある程度終息した後、代替となる各種大会を企画する等、都道府県のみならず国を挙げてしっかりとフォローして欲しいと考えます。未来の将来を担う高校生のやる気をコロナ如きに潰されることのないようしっかりと前向きなフォローを期待したいと思います。さて、5月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①5月臨時会 ※添付の写真
新型コロナウィルス感染症に係る国の補正予算が成立したことを受け、14,15日の2日間、797億円の補正予案を審議する臨時会が開催されました。中小企業の資金需要に対応するための中小企業安定経営資金等貸付金460億円、連休期間中における県の休業要請に対応いただいた企業への感染症拡大防止協力金の県負担分58億円、感染症指定医療機関等における検査・診療支援のための防護具配布のための資料機関資機材確保費19億円等、新型コロナ感染症対策の第一弾の予算が組まれることとなりました。今後、国の第二弾としての補正予算が審議予定であり、早期の可決、ならびに県の予算化が望まれているところであり、しっかりとこのコロナ禍を乗り切っていきたいと思います。
②政務活動費運用検討会議
21日、政務活動費の運用の在り方を議論する政務活動費運用検討会議が開催されました。今年度は、「広報誌のインターネット公開」と「一定額以上の請求書払い」について協議することとしておりますが、政務活動費の安定運営、透明性を確保していく視点を持ちながら、全会派一致を目指してあるべき運用の在り方を追求していきたいと思います。