5月の活動報告
平成の時代が幕を閉じ、「令和」という新たな時代が幕を明けました。「大化」から始まった元号も「令和」で248個目となるようですが、これまでの中国文学からの引用ではなく、はじめて日本文学(万葉集)からの引用となり、「人々が美しい心を寄せ合い文化を育み、国柄を受け継ぐ」という意味を持つとの事であり、個人的にはこの元号をとても気に入っております。振り返ってみると、「平成」の時代は自然災害の多い時代であったように思います。雲仙普賢岳噴火による大規模火砕流、阪神淡路大震災、三宅島噴火、新潟中越沖地震、岩手・宮城内陸地震、東日本大震災、広島市大規模土砂災害、西日本豪雨災害、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震等々、大規模な災害だけでもこれぐらい列挙されます。従いまして、新たに始まった「令和」の新しい時代では、是非とも自然災害が少なく、穏やかで希望を持てる明るい時代になることを切に念願するところであります。さて、比較的好天が続いた今年の5月でしたが、後半は北海道の佐呂間町の39.5度を筆頭に道東の各地で猛暑日を記録し、日本全国が夏本番の暑さを記録する等、今後の夏に向けての気象状況が気になるところであります。また、御代代わりの国事行為の為、今年のゴールデンウィークは10日間という大型連休になったこともあり、国内外への旅行客や各地域でのイベント等への参加等、どこに行っても大賑わいといった状況ではなかったかと思います。こうした中、5月は地域や団体などの総会の多い月でもあり、週末を中心に様々な総会にお声掛けいただき出席させていただきました。向こう1年間の活動を決定する場が総会ですので、それぞれの団体におかれては、多くの方々の参画により、実り多い活動となることを心より祈念申し上げます。さて、5月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①拉致問題国民大集会
19日、東京の砂防会館にて「全拉致被害者の即時一括帰国を!国民大集会」が開催され、県の拉致議連メンバーの一人として参加してきました。会場にはこれまで全国から集められた1,341万4,325筆の署名簿が入った412個のダンボール箱が展示され、これまでの拉致問題解決に向けの国民の関心の高さが強く感じられました。安倍総理大臣や拉致担当大臣の菅官房長官他、共産党と社民党等を除く多くの政党の代表者も同席し、国を挙げて解決に向け取組んでいく意気込みが感じられました。相手国が北朝鮮でもあり中々難しい問題かもしれませんが、これは明確な犯罪であり、与野党の枠を超えて是非とも日本政府には毅然とした強い態度で解決に向け全力を挙げていただきたいと思います。
②宮城県民社協会総会 ※添付の写真
24日、宮城県民社協会の総会が開催されました。平成6年12月に35年の歴史に幕を降して民社党は解党しましたが、その意思を受け継ぎ政治団体として民社協会が設立され各地でそれぞれ活動を展開し現在に至っております。一昨年前から会長職を仰せつかり、県内15名の議員を中心に活動を行っておりますが、「自由」、「公正」、「友愛」の理念のもと、国民の生命と財産を守る安全保障を重視した国家観、自国の歴史に誇りを持つ歴史観、そして、個人の尊厳を尊重しつつ家族を大切にする家族観等をしっかりと大切にしながら今後とも活動を行って参りたいと思います。