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2019年3月30日 (土)

3月の活動報告

201903


比較的暖かい日が続いた3月も終わりを告げ、新年度がスタートする時期になりました。1つの節目を迎えた卒業生も各人がそれぞれ大きな期待を胸に新たなステージへと進むことになりますが、是非とも自分の可能性を信じ、失敗を恐れず頑張っていただきたいと思います。また、例年以上に温かい日が続いた事もあり、今年の桜の開花は全国的に早まっているらしく、仙台では4/4との予想であり、新入生ならびに新入社員の皆さんを歓迎するかのように見頃を迎えることになりそうです。また、4月30日は天皇陛下の退位が予定されており、平成の時代も終わりを迎えます。新たな時代の幕開けが皆さんにとっても希望満ち溢れるものになることを期待したいと思います。さて、こうした中、15日に新年度予算案を始めとした全ての提出審査を終了し、第367回宮城県議会(2月定例会)が閉会しました。この中で本県では43年ぶりとなる県民投票条例案が直接請求により追加議案として付議され、連日多くの傍聴者とマスコミ関係者が押し寄せる中で審議が進められました。直接請求は、生活者の固有の権利であり、現在の議会制民主主義(間接民主制度)を補完するものでありますが、①原子力施策に関する多様な民意が二者択一の判断に果たして馴染むものなのかどうか、②これまで原子力発電所に深く関わってきた電源立地市町の地元の方々の声をまずは尊重すべきであるものの、県全体での多数決判断となる県民投票ではそれが担保されない、③日頃から多くの方々の声に耳を傾けるのが議員としての役割であり、県民投票だけが民意を図る手段ではない、④議論を尽くす場として議会が存在することから、やはり第一義的には政治の責任で判断することが望ましい等、様々なの考えを総合的に勘案し、今回提案された県民投票条例には反対の立場を取らせていただきました。議員として果たすべき役割、議会が担うべき責任といった点では議員の中にもその認識に多少の温度差はあるかもしれませんが、有権者の声を尊重することの重要性に対して異論を唱える人は誰もおりません。今後とも、多くの方々との日頃からの意見交換を大切にし、一日も早い県全体の復興とその先の元気な宮城の実現に向け、県議会議員の一人としてしっかりと注力して参ります。さて、3月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。


①耳の日手話祭り


3日,恒例の耳の日手話祭りが仙台市で開催され、今年も多くの方々が参加のもと盛大に開催されました。3月3日は「耳の日」です。聴覚に障害を持つ方々にとっては大切な日であり、毎年この時期に県内各地を持ち回りで開催しております。安心安全な街づくりを進めていく上でも障害の有無に関わらず誰もが社会参画し活躍できる社会の実現は必要不可欠ですので,今後とも聴覚障害者協会との連携を図りながら障害者福祉の充実に取り組んで参ります。


②県外視察 ※添付の写真


20日、県議会の環境エネルギー議連で明石市の川崎重工業の西神戸工場を訪問し、最新のロボット技術の動向と一般市場への普及状況等について話を伺ってきました。自動車工場の溶接ロボット、塗装ロボット等の大型ロボットのみならず、最近では製造工場の流れ作業における工場内で人と協働することを可能とした双椀ロボットが注目を集めております。価格も300万円程度と大型ロボットに比べると比較的安価であり、人の労働をベースとしながら、夜間作業等をこうしたロボットにカバーしてもらうことで生産性を高めることも期待されることから、ロボットのもたらす可能性を更に追及していきたいと思います。

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