11月の活動報告
比較的暖かい日が続く今年の霜月となりました。北海道の平野部の初雪も11/14に観測したようですが、これが統計史上最も遅い、平年より20日程度遅い初雪なのだそうです。太平洋チリ沖ではエルニーニョ現象が確認されたとの報道もあり、これまでエルニーニョ発生の年は暖冬になる傾向との事であり、寒さが苦手な多くの方々にとってはウェルカムな話題となりますが、ウィンタースポーツ関係者やコート・冬着等を販売する百貨店やアパレル関係者にとっては厳しいこの冬になるかもしれません。さて、こうした中、261億円の補正予算をメイン議案とする宮城県議会11月定例会が26日に開会しました。9月定例会が終わってあっという間の11月定例会といった感じですが、震災復興計画も残すところあと1年半と最終局面に差し掛かっていることから、復興事業をしっかりと進めていく上でも重要な予算が盛り込まれている今回の補正予算でもあり、しっかりと議会での審議を行い、今後の復興加速に繋がることを期待するところであります。また、11月定例会の開会日にはこれまで手掛けてきたいじめ防止対策推進条例を本会議に付議し、全会一致で可決いただき、12月1日より施行されることとなりました。いかなる理由があってもいじめは許されるものではなく、加害者、被害者だけの問題とすることなく、児童生徒、保護者、学校関係者のみならず地域の全ての人達がいじめ防止に向けた機運醸成を図っていく当事者となっていだだきながら、いじめを生まない環境づくりに繋がっていく事を切に念願するものであります。さて、11月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
①若者と県議会との意見交換会
7日、県内の大学生と宮城県議会との意見交換会を開催しました。議会改革の一環として、中島議長発案により昨年開催した本取組みですが、今回は広報委員会主導により、「宮城県政に期待すること」と題し、大学生から見た宮城県政の現状と今後に期待する部分などについて意見交換を行いました。若い人達だけとの意見交換の場は正直あまりないのが現状であり、若者から見る県政の視点、そして若者が注目するテーマ等について具体的な意見交換ができましたので、得られた知見等については今後の議会の議論の中に活かしていきたいと思います。
②仙台市総合空手道交流大会 ※添付の写真
11日,泉体育館にて毎年恒例の仙台市総合空手道交流大会が開催され、小学生を中心に多くの児童生徒が日頃の稽古の成果を発揮すべく真剣勝負が繰り広げられました。武道は技やスキルを磨くだけでなく、勝負に対する強い気持ちや礼儀作法を始めとするメンタル面を向上させる効果もあるため、特に現代社会においては大変注目されるスポーツの1つだと思いますので、今後も武道を通じて心身共に充実した子ども達の育成に大いに期待したいと思います。