12月の活動報告
師走に入り,朝晩の寒さが一段と強まり,本格的な冬が到来しました。また、4回目の年男として迎えたこの1年も早いもので残すところあと僅かとなりましたが、積み残した課題を整理しつつ、来年に向けて確実な1歩を踏み出すことが出来るよう、しっかりと今年の締めくくりを行いたいと思います。さて、先日発表されたこの1年を象徴する漢字が「北」に決まりました。北朝鮮問題をはじめ九州北部豪雨被害、そして最近ネタでは北海道日本ハムファイターズからメジャーデビューが決まった大谷投手の話題、同じくドラフト指名が競合するなか同チームへの入団が決まった清宮選手等、様々な話題に共通する漢字が「北」だったということが選考理由との事でした。来る新年はこの漢字にあやかって、東北全体が活性化する年、その為にもその中心として本県が復興を乗り越え、今後に向け大きな1歩を踏み出す年にしていきたいと思います。また、何かと忙しい今年の師走でしたが、21日間の会期で開会された宮城県議会11月定例会も全議案が採択され14日に閉会いたしました。また、本会議最終日に5つの特別委員会が設置され、その1つである「いじめ・不登校等調査特別委員会」の委員長職を昨年に引き続き拝命することになりました。全国大で大きな社会問題となっているいじめ・不登校問題ですが、とりわけ本県のいじめ自死事件に象徴される緊急事態とも言える現状に鑑み、実効性の高い対処が求められており、学校現場のしばりを緩和し、学校のみならず、家庭・地域とも連携を図りながら、地域協働による健全育成環境の構築を目指し、同特別委員会のこの1年の取り組みをベースにしながら、いじめ撲滅に向けた本県オリジナルの条例を作り上げていきたいと考えております。また、不登校についても全国でも憂慮すべきレベルにあるため、課題の背景をしっかりと検証しつつ、不登校生徒の心のケアにも配慮しながら、将来大人への成長をしっかりとサポートできる体制を作っていく必要があり、この点についても当委員会でしっかりと議論を深めて参りたいと考えております。さて,12月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
① 予算特別委員会総括質疑 ※添付の写真
8日,11月定例会の予算特別委員会総括質疑に立ち、仙台国際空港からの2次交通利用促進について質問を行いました。仙台空港が民営化され、国内線のみならず国際線も増便するに至り、今後益々仙台国政空港に降り立つ観光客数は増加の一途を辿っていくことが期待されております。そのためにも仙台国際空港からの東北各県ならびに県内各圏域へとスムーズな誘客を促すための2次交通網の充実は極めて重要であり、引き続き、仙台国際空港が名実ともに東北の玄関口となるよう議会の中で議論を積み重ねていきたいと思います。
② 中山多世代交流センター上棟式
19日,中山街づくり委員会等が進めている中山多世代交流センターの上棟式に出席しました。国と仙台市の補助をいただき、地域活性化にむけ取り組んでいる本プロジェクトですが、若い世代から年配者まで世代を超えた交流を可能とする本センターは、今後の中山地域の活性化に向けた大きな拠点となるため、無事故無災害で来年4月の完成を楽しみに待ちたいと思います。