3月の活動報告
3月に入り各地で卒業式シーズンを迎え、4月から始まるそれぞれの新たなステージに向けて期待と不安が入り混じる、そんな緊張感溢れる節目の季節となりました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。人生は「卒業」と「新たなスタート」の繰り返しである、とよく言われますが、卒業生の皆さまには、これから始まるそれぞれの新たなステージに向かって、志を高く持ち、自分の可能性を信じて大いに頑張っていただきたいと思います。さて、こうした中、16日に新年度予算案を始めとした全ての提出議案を可決して第359回宮城県議会(2月定例会)が閉会しました。震災から7年目を迎える新年度は、県の震災復興計画の「再生期」最終年度となり、復興事業に引き続き全力投球するととともに、これまでの復旧・復興事業を振り返りつつ、一方で災害公営住宅の新たな自治会コミュニティー作り等、ソフト面対策にも注力しながら、今後の「発展期」へしっかりと繋げていく年度にしなければなりません。同時に、被災自治体毎に復興事業の有無、濃淡がはっきりとしてきており、この部分のしっかりとしたフォローと震災の風化防止にも意を用いていく必要があります。「県全体で一日も早い復興」が6年前に誓った目標でしたので、震災後7度目の春が訪れますが、新年度を迎えるにあたり、今一度心新たに県全体での一日も早い復興に向け、県議会議員の一人としてしっかりと注力して参りたいと思います。そして、様々な県政の諸課題に対しても、課題にしっかりと正面から向き合い、議会の中で建設的議論を積み重ねながら、今後の県政発展の礎を少しでも多く築けるよう、結果を残せる充実した1年にしていきたいと思います。さて、3月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
① 耳の日手話祭り
5日,恒例の耳の日手話祭りが大崎市で開催され、今年も多くの方々が参加のもと盛大に開催されました。あまり知られていませんが、3月3日は「耳の日」であり、健常者にも知ってもらいたいという想いと聴覚に障害を持つ方々相互親睦、交流を深めるために毎年この時期に開催されております。今年も様々なアトラクション等が準備されており、大いに盛り上がったイベントになりました。今後とも障害の有無に関わらず、誰もが社会参画し活躍できる社会の実現に向け,障害者福祉対策の充実強化に取り組んで参ります。
② ベトナム駐日特命全権大使表敬対応 ※添付の写真
23日、グエン・クオック・クオンベトナム特命全権駐日大使が宮城県庁、宮城県議会を表敬訪問され、日越友好議員連盟の一員としてお迎えの場に同席いたしました。今年1月に海外視察でベトナムを訪問し、目覚ましい発展を遂げているベトナム国の現状に触れ、農産物や加工品をはじめとした県内産品の今後新たな市場開拓の有望候補地として大きな可能性と魅力を秘めた国であることを確認するとともに、ベトナム国は親日国であり、勤勉な国民性でもあること等から、課題となっている介護職員等の担い手にもなっていただけるよう、連携を深めていくべき国であると強く感じました。今後ともベトナム国との経済を中心とした交流を通じ、本県とベトナム国双方の発展に少しでも結び付けていけるよう議連の活動を強化していきたいと思います。