7月の活動報告
例年になく雨の少ない梅雨となり,連日厳しい暑さが続いております。関東圏や中部・近畿圏のみならず,仙台でも珍しく猛暑日を数日記録する等,近年にない記録的な猛暑の夏となっております。こうした中,24日には仙台市議会議員選挙が告示され,9日間の戦いが繰り広げられました。新聞報道では「ポスト復興」といった見出しが目立ち,また,何故か地方選挙の中に安保法制の是非を持ち込んだりする政党もある等,有権者の関心を故意にそらすかのような行為が目立つ選挙戦だったと思います。仙台市は震災復興計画最終年度で他自治体に比べると復興は進んではいるものの,仮設住宅で避難生活を余儀なくされている方々がまだ存在しており,また,沿岸部の道路網の整備等も今後の事業であること等から,復興は決して終わってはなく,また,復興後の街づくりや少子高齢化問題への取り組み,人口減少社会への歯止め策等々,今後の市政発展に向けた建設的な公約がどんどん出され,それを有権者である市民が関心を持って精査する,そんな選挙戦であって欲しかったと残念に思うところでありました。35.83%という低投票率もこうした一辺倒なマスコミ報道や恣意的な政党選挙を象徴するものであったとように思います。さて,遅くなりましたが,7月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。
①経済商工観光委員会県外視察 ※添付の写真
9日,経済商工観光委員会の県外視察で西日本鉄道本社等を訪問し,九州圏で取り組んでいる先進的な官民挙げた広域連携の取り組み状況等について伺ってきました。仙台空港民営化をはじめ今後の東北圏としての広域観光を進めていくうえで大いに参考になる貴重な話を伺うことができ,今後の検討に役立てていきたいと思います。
②社会を明るくする運動中山実施委員会イベント
19日,毎年恒例の社明運動中山実施委員会主催による「社会を明るくする運動地域イベント」を開催しました。犯罪・非行の防止と罪を犯した人たちの更生に関し,多くの方々の理解を深め犯罪のない地域社会の構築に向け取り組んでいる本運動ですが,地域の皆さまの理解や協力なくして本活動を推進していくことは極めて難しく,その為にも少しでも多くの方々の理解に繋がるための活動に保護司の一人として微力ながら取り組んで参りたいと思います。