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2015年6月30日 (火)

6月の活動報告

201506

今年度で終了する震災集中復興期間後のH28~32年度の国の震災復興予算の取り扱い方針がようやく6月に入ってから示されました。この間,復興大臣の唐突な地方負担導入の見解が示され,来年度以降の復興事業の一部に被災自治体の自己負担が求められることになり,その負担額や財政への影響度合い等が大変危惧されておりましたが,知事をはじめ県執行部ならびに本県議会それぞれにおいて意見書等での要請活動を行いながら,国に対し柔軟な取り扱いを強く働きかけてきた結果,県と市町含めて今後5年間で負担額が74億円程度(県50億円,市町24億円)と大幅に低減されることになりました。本来であれば,引き続き,集中復興期間を延長して全額国庫負担として事業を継続していくことがベストではあるものの,国との協議の中で任期付職員や自治体応援職員の人件費負担分や自治体建設防潮堤費用等については,自治体負担対象から従来どおりの全額国庫負担とする方針変更が示され,残りの事業についても必要に応じ事業毎に国との調整を図っていくことが確認される等,柔軟な対応が示されたことや,トータルで最大で1400億円もの負担額が強いられることも懸念されていたこと等を考慮すれば,直ちに自治体財政に深刻な影響を与えない今回提示の負担額はベターな決定であったと考えております。15日から開会した6月定例本会議の中でも,地方負担に伴う今後の復興予算の在り方については大きく取り上げられ,活発な議論が取り交わされております。様々な意見や見解はありますが,未曾有の大震災から1日も早い復興を成し遂げることが本来目指す不変の方向性であるため,立ち止まって手厚い負担を国に求め続けるのではなく,直面する様々な課題をしっかりと国と共有化しながら,復興のスピードを高めていくことについて全力を傾注していく必要があると考えます。県内全体を見渡せば,復興への歩みはまだ道半ばですので,被災者全員の生活再建をはじめ,1日も早い復興の実現と,その先の将来の発展に資する取り組みを今後とも立ち止まることなく行って参りたいと思います。さて,6月の活動において主なものを次のとおりご紹介いたします。

①仙台地区火力電友会総会  ※添付の写真

4日,日頃からお世話になっている仙台,新仙台両火力発電所のOB会である仙台地区火力電友会の総会・懇親会に出席し,最近の県政の状況等について報告させていただきました。今秋には改選期を迎えますが,懇親会の中で多くの先輩の皆さまから,多くの心強い激励を頂だいしました。具体の改選時期も決定しましたので,気を引き締めて,今後の活動に取り組んで参りたいと思います。

②龍寶寺晋山式

27日,龍寶寺において新井住職の晋山式が行われました。龍寶寺は伊達家の祈願寺として今から829年前の1186年に開かれ,伊達家に附随しながら場所を移し,仙台藩初代藩主政宗公の仙台城築城にあわせ,現在の地に建立された由緒あるお寺であります。仙台の歴史とともに時を刻んできた龍寶寺,その第52世住職となられた新井住職の今後益々のご活躍と役員及び関係者の皆さんのご健勝を心より祈念いたします。

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