12月の活動報告
21日間を会期とする宮城県11月定例会が,一般会計補正予算を始めとする90全ての議案を採択し16日に閉会しました。震災から3年9ヶ月が経過し,災害公営住宅,防災集団移転事業を始めとする恒久的な住環境整備,新たな街づくり事業が各市町で本格化し,懸命の取り組みが行われております。しかし,時間の経過とともに,復興の進捗に関し地域間で温度差が目立ち始め,地域全体の復興にバラつきが生じ始めており,その状況を改善するためにも,県としての使命,果たすべき役割が増してきていると考えております。基礎自治体である市町村の暗黙のSOSを如何に県が察知し,黒子役として力強いサポート役として徹することができるか,そして,様々な面において市町の頼れる存在になりきれるかが現時点における大きなテーマとなっていると思います。2014年も残すところあと僅かとなり,震災から4度目の年末を迎えます。被災された多くの方々,そして,震災からの復興を心から願い,これまで物心両面で応援いただいてきた世界各国,全国各地の多くの方々のためにも,復興途上である現実を真摯に受け止め,これからもしっかりと課題解決に向け尽力して参りたいと思います。さて,12月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
① 宮城県聴覚障害者福祉大会
7日,宮城県聴覚障害者福祉大会が柴田町で開催されました。聴覚に障害を持つ方々の福祉向上と社会参加を促進することを目的に毎年県内各地で持ち回り開催されている本大会ですが,今年も地元の方々を中心に多くの方々が参加され,相互親睦の輪も広げる大変有意義な一日だったと思います。障害の有る無にかかわらず,誰もが尊重し合いながら共存できる社会の実現に向け,今後も取り組んでいきたいと思います。
② 囲む会会長事務局長会議 ※添付の写真
16日,日頃から大変お世話になっている各地域後援会の皆さまにご出席いただき,囲む会会長事務局長会議を開催しました。席上,今年の活動報告を行い,来年の活動方針等についても確認させていただきました。来年はいよいよ改選期となりますが,これまで同様,初心を忘れず志高く,日々の活動を積み重ねて参りたいと思います。