12月の活動報告
早いもので平成25年も残すところあと僅かとなりました。暮れの時期恒例の日本漢字能力検定協会主催の「今年の漢字」が先日清水寺本堂で発表され、東京オリンピック誘致にちなみ「輪」となった模様です。この1年を振り返ると、昨年12月の衆議院議員選挙で政権が変わり、復興庁ならびに宮城復興局の動きも活発化し、これまで以上に国と県との連携がスムーズとなりました。そして、今年になってようやくガレキ処理をはじめとした各種震災復旧事業も遅れをカバーできるようになり、震災対応の全体的な進捗が高まりを見せ始め、震災から3年目の「復旧期」最終年度に相応しい1年になったように思います。また、スポーツ界においては、地元球団である東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設9年目にして優勝という初の栄冠を勝ち取り、田中投手の快投ぶりをはじめ、各選手の活躍ぶり等、被災地に大きな勇気と元気を与えてくれました。時間の経過とともに震災の記憶の風化が懸念されているところでありますが、楽天イーグルスの活躍ぶりを通じて、多くの県民の方々が被災地への想いを新たにするきっかけにも繋がったようにも思います。我々政治に携わる者としても、こうした意識の醸成を無駄にすることのないよう、復興への歩みを更に強化していかなければなりません。そして、復興公営住宅をはじめ土地区画整理事業等、新たな住環境の構築が急がれておりますので、「どんな困難でも努力すれば乗り越えることができないものはない」という強い気概を持って、来たる平成26年も実り多い年となるよう精一杯頑張ってまいります。さて、12月の活動で主なものを次のとおりご紹介します。
➀第27回中山川平地区老人クラブ連合会年忘れ演芸大会 ※添付の写真
1日、中山市民センターにおいて、毎年恒例の中山川平地区老人クラブ連合会年忘れ演芸大会が開催されました。各地区老人クラブから選りすぐりの素敵な演芸が披露され、終始笑顔の絶えない和やかな大会となり、今回もまた老人クラブの皆さんから大きなパワーをいただいた一日となりました。
②第8回宮城県聴覚障害者福祉大会
8日、大崎市において、多くの方々の参加のもと第8回宮城県聴覚障害者福祉大会が開催されました。障害の有無に関わらず、誰もが安心して生活できる環境づくりが強く求められております。ハード面での整備の必要性は勿論ですが、まずは障害を持った方々に対する一人ひとりの理解を広げていくことが重要であり、こうした大会等を通じ、沢山の方々が交流を深め、理解促進のきっかけになればと思っております。今後とも本県の福祉行政の充実に向けしっかりと対応してまいります。