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2012年5月30日 (水)

5月の活動報告

201205

5月25日、東日本大震災復興交付金に係る第2回目の交付可能額が復興庁より通知され、市町村分も含め本県申請額788億円に対し、1,418億円と、実に1.8倍の交付通知となりました。2,032億円の申請に対して1,162億円と6割にも満たない交付額となった今年3月の第1回目の申請の時とは大きく様変わりする結果となりました。復興事業予算が多く通知されたこと自体は大変有難く喜ばしいことではありますが、申請内容と通知結果にあまりにも大きな差が生じていることにいささか疑問を感じているところであります。限られた復興財源の中で、被災自治体は計画性をもって優先順位をしっかり定めて事業申請しており、また、申請時の事務作業量が膨大であり、事務作業以外の部分でも交付される余地があるのであれば手続きそのものは一体何なんだという不信感にも繋がり、予算は付けられたものの、残念ながらまだまだ被災自治体の実情に即した一体感ある対応になっていないという印象を受けます。今後中長期的に復興事業を進めていかなければいけない中で、こうした国と地方との連携がしっくりいってないことは問題であり改善していかなければなりません。震災復興元年として早いもので丸2ヶ月が過ぎようとしておりますが、前回認められなかった各種復興事業は足踏みを続けております。今回の予算措置に甘んじることなく、復興事業全体の時間的遅れを取り戻せるよう今後とも緊張感をもって復興事業に取り組んで参ります。さて、5月の活動で主なものをご紹介します。

 5月臨時議会  

5月24日、25日の2日間、5月臨時議会が開催され、ガレキ処理で唯一残っていた気仙沼処理区の契約を主な議題として審議され、議会としてこれを承認しました。県が市町村から受託する格好で工事契約を進めている8ヶ所全ての処理区がこれで全て整い、今後、加速的に処理の進捗が高まっていくことが期待されます。震災廃棄物の処理基準の緩和についても引き続き国に訴えながら、ガレキ処理の進捗が更に高まるよう取り組んで参ります。

 第63回宮城県消防大会  ※添付の写真

5月29日、大和町まほろばホールにおいて、第63回宮城県消防大会が開催され、総務企画委員会のメンバーの一人として大会に参加してまいりました。

消防防災体制の強化と消防職員および消防団員の士気の高揚を図ることを目的に毎年開催されている本大会ですが、昨年の震災、頻発する大雨等の自然災害等、消防組織の果たす役割が従来にも増して大きくなっております。災害はいつやって来るかわからない中、有事の際は昼夜を分かたず懸命にご尽力されている消防士ならびに地元消防団の皆さまに改めて敬意を表するものであります。今回、めでたく表彰された皆さまには心よりお祝い申し上げます。

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