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2010年3月 2日 (火)

2月の活動報告

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2月17日から次年度当初予算をはじめとした重要な議案を審議する2月定例会が開会されました。また、「富県戦略の実現」をはじめとした3つの施策を柱に、平成19年度からスタートした宮城の将来ビジョンも第1期行動期間の最終年度を迎え、次年度から4ヶ年を期間とする第2期行動計画が示されました。内容を精査すると、これまでの取り組みを基本的には継承しつつ、中でも進捗がやや遅れている各種施策、具体的には子育て支援、地域医療、学力向上、多様な雇用の創出、一次産業の競争力強化等に対して予算を大幅に拡充し対応を図っていくことが示されており、厳しい財政状況下にあってもメリハリのある内容となっております。また、本定例会には、「(仮称)みやぎ環境税」が提案されております。この新税は、喫緊の課題とされる地球温暖化防止の観点、そして、荒廃が進む自然環境をしっかり次世代に引き継ぐための施策を具体化する観点から、現状の県民税均等割に個人として新たに年間1、200円、法人として新たに年間2、000~80、000円を5ヶ年徴収し、その財源とする内容となっております。これまで47都道府県中30道県で既に導入されている制度であり、導入済の各自治体では実効性のある具体の取り組みが展開されているところであります。当然、議員として県民の皆さまに新たな税負担を強いることにはもろ手を挙げて賛同できるものではありませんが、将来を考えた場合、子ども達、そしてその子ども達に現状の地球温暖化、自然破壊といった問題を先送りすることだけは避けなければいけないと考えます。無理のない出来うる最大限の取り組みを行っていくことこそが、今を生きる我々大人の努めだと思います。是非とも皆さまには、地球温暖化、自然破壊が進展している現実に正面からしっかり向き合っていただき、本税の意義についてご理解いただきたいと思います。

さて、2月の活動で主なものをご紹介します

①波力発電システム視察  ※添付の写真

神戸大学と神戸市内の企業が共同開発を行っている高効率ジャイロ式波力発電システムの実用化に向けたフィールドテストを視察するため和歌山県すさみ町を訪問しました。これまでも波力発電の研究は行われてきましたが、コストと保修を含めた運用面等の制約から本格的な導入は行われておりませんが、このジャイロ式は、これまでの波の力を空気エネルギーに変換することなく、波の上下する力そのものを利用するため、従来の波力発電装置よりも小型でかつ高い効率が得られる特徴を有しております。また、日本は四方を海に囲まれている島国であり、太平洋側は年間を通じ、発電に適した波が期待できるとのことでした。風力発電はもともと設備の発電に寄与する時間の割合が低く、また、本県は適した風が望めず不適地とされており、太陽光発電においても高額なコストのみならず莫大な敷地が必要とされ、導入拡大には制約があるのも事実であります。従って、本県にとってもこれからの新エネルギーとして大いに期待できるものであり、今後の技術動向を注視して参りたいと思います。

 

②故相沢芳則仙台市議会議員を偲ぶ会

2/26、故相沢芳則仙台市議会議員を偲ぶ会が行われ、後援会、市役所、各議会、経済界等、各層から多くの方々が参列されました。昨年9月の急逝から早いもので5ヵ月が経過しましたが、在りし日の相沢議員を関係者の皆さんと共に偲びつつ、相沢議員の存在の大きさを改めて痛感しました。相沢議員はこれまで6期22年仙台市政発展のためご尽力され、また、平成17年には第56代仙台市議会副議長にもご就任されました。人情に厚く多くの方々の声にしっかりと耳を傾け、地域の課題を着実に解決に導く、行動力のある政治家でした。会社、組合、そして同じ中山地域の後輩である私に対し、いつも温かい様々なご指導をいただきました。心の中に生き続ける相沢さんの遺志をしっかり引き継ぎ、地域の方々に信頼される議員を目指し、今後も議員活動に精進して参りたいと思います。

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