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2009年12月 1日 (火)

11月の活動報告

20091113

インフルエンザが猛威を奮っております。受験生にとっては大切な時期に差し掛かり、かなりの脅威となっております。新型インフルエンザのワクチン不足で予約待ちという医療機関も多く、新型に加え、季節性インフルエンザの流行する季節にもなり、しばらく慌ただしい状況も継続する見込みであります。こうした中、本県においては、受験を控えた中学3年生、高校3年生の接種を前倒しして優先させる方針が示され、大いに評価できる取り組みだと思います。受験生の皆さんには受験までの残りの時間、ベストな体調で自分を信じ頑張っていただきたいと思います。さて、11月の活動で主なものをご紹介します。

①在仙秋田県人会  ※添付の写真

今年も100名を超える大勢の会員参加のもと、11/13に在仙秋田県人会が開催されました。来賓として佐竹秋田県知事、斎藤湯沢市長、奥山仙台市長がご参加いただき、大変な盛り上がりとなりました。ふるさとの温かさを感じつつ、東北という枠の中でのこれからの広域連携の重要性を再認識しました。

②高速増殖炉研究開発センター「もんじゅ」視察

11/17福井県敦賀市にある高速増殖炉研究開発センター「もんじゅ」を視察で訪問しました。平成7年にナトリウム漏れのトラブルのため、検証、改良工事を行い、現在は今年度内の性能試験の再開に向け準備が進められております。高速増殖炉とは現在全国で稼働している軽水炉の原子力発電所とはタイプの異なるプラントであり、発電しながら燃えないウランを新たな燃料に変え、燃料を増やすことができる将来実用性が期待されている次世代型の原子力発電プラントであります。軽水炉では冷却材として水を使っているのに対し、高速増殖炉はナトリウムを使っております。ナトリウムは沸点が880℃と極めて高いため炉内で液体に保つための圧力をかける必要がなく、熱伝導率が高いという特徴を有しております。一方、ナトリウムは酸素と混ざると燃焼する特徴もあり、漏えいしないための工夫、万が一漏えいしても酸素と遮断されるような対策が必要であり、その管理の在り方が難しい面も有しております。新技術に多少のトラブルはつきものです。トラブルがあればしっかりと検証を行い、それを積み重ねた結果、実用性へと結びついていくものです。高速増殖炉は世界が注目する次世代原子力プラントであり、エネルギー資源の乏しい我が国にとって、ウランを現在より60~70倍も有効利用できる実用性が待たれる新技術でありますので、今後の性能試験が順調に進むことを期待するところであります。

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