9月の活動報告
平成20年度の決算をはじめ、285億円の大規模な補正予算議案、そして条例改正の予算外議案等々、計29議案とボリュームが多く会期の長い9月定例会が全議案採択にて本日閉会いたしました。
本定例会では、一般質問と決算特別委員会の総括質疑に立ち、自分なりの考えを述べさせていただくとともに、知事はじめ執行部の方々から誠意ある回答をいただきました。
一般質問では、エネルギー施策のあり方、農商工連携の2点について自分なりの考えを交え質問をいたしました。
特にエネルギー施策に関しては、現在、国をあげて積極的に取り組んでいる太陽光をはじめとする自然エネルギーですが、あくまでエネルギーの安定性を考えた場合、主力電源とは残念ながら成り得ず、あくまで地球温暖化対策、エネルギー自給率等の現状の課題に電力の安定供給といった生活のライフライン確保を加味した場合、原子力発電の着実な推進が第一義となるべきことを主張いたしました。その為にも県民の皆さまに対し原子力に関する正しい知識の啓蒙に県も積極的に取り組んでいく必要があります。また、原子力発電の国内への導入が検討され、原子力に関する憲法とも言うべき原子力基本法が制定されてから半世紀が過ぎた現在、エネルギー自給率の乏しい現状ならびに地球温暖化対策の有効策として、改めて原子力発電の意義、大切さをしっかりと見つめ直すとともに、総合的な観点に立ち、政治の中でしっかりと適切な対応を行っていかなければなりません。また、現在進められております原子燃料のリサイクルとも言うべきプルサーマル計画についても、技術的、利用実績からみても誤りのない、時代の要請とも言うべき新しい発電システムであり、先に述べましたエネルギー自給率向上という点からも是非とも早期の着実な導入を望むところであります。
さて、9月の主な活動は次のとおりです。
①県政報告会の開催:4回
→9/2から10/2まで9月定例会ということもあり、開催回数が伸び悩む結果となりました。10月はその分カバーして頑張りますので、皆さんどうぞお気軽にお声掛け下さい。
②各種団体総会・イベントへの出席:11回
→防災訓練や敬老会、各種総会などを中心に地域町内会ならびに諸団体の主催するイベント等にお招きいただきました。朝晩の肌寒さをはじめ、日中の風もすっかり秋を感じさせ、寒冷地仕様の一人として大変すがすがしい季節になったと思う昨今です。
③9月定例会 ※添付の写真(決算特別委員会の模様)
→一般質問(本会議)と決算特別委員会総括質疑に立ち、緊張感に包まれながらもしっかりと自分なりの考えを示し、議員としての役割を果たすことができました。