8月の活動報告
衆議院選挙が民主党の大勝という形で幕を閉じ、政権交代が現実のものとなりました。投票率からみても国政に対する関心の高さが伺え、有権者の期待に沿って今後の国益第一でのしっかりとした政策論議が交わされることを強く望むところであります。
さて、9月に入り、明日から約1ヵ月間にわたり、9月定例本会議が開催されます。6月定例本会議と同様に、経済対策をはじめとする大規模な補正予算も提案される予定です。補正予算財源の内訳はそのほんどが国からの補助金で賄われておりますが、県財政の厳しい状況を考慮すると、山積する課題に対処できるという点で大変有り難いと思う反面、地域主権を目指す観点からすれば国への依存を高めることとなり少し複雑な思いも感じております。中央集権から地域主権へ国のかたちを変えようとする現下の流れの中、税制度の抜本的な見直しを伴った同州制への移行は、今後の地方自治のあるべき姿であり、国は外交、安全保障をはじめとする国でしか担えない機能に特化してしっかりと果たすべき役割を担い、現在のようなどこの地域も全く同様の施策が当てはめられる金太郎飴的な地方自治から脱却し、地域でできることは地域で担うことを大前提に、地域の責任のもと、地域の特性を活かした地域毎の自治がこれからの求められる自治の姿だと考えます。現行の税制度をベースに地方と国の配分割合を変えるだけの小手先の分権改革ではなく、大胆な見直しによる持続可能なこれからの新しい「国のかたち」作りとなるよう、分権改革の更なる推進を大いに期待するところであります。
さて、8月の主な活動は次のとおりです。
①県政報告会の開催:6回 ※添付の写真
→県政報告は議員活動の原点。人数の大小に関わらず機会があればどんどん開催をして参ります。どうぞお気軽にお声掛け下さい。
②各種団体総会・イベントへの出席:13回
→今月も夏祭りを中心に地域町内会ならびに諸団体の主催するイベント等にお招きいただきました。仙台市長選挙に続き衆議院選挙と話題性のある期間であったことにも起因し、これまでとは違うこれからの新しい政治に期待するご意見を多く伺いました。少しでも多くの期待に応えられるよう今後ともしっかりと活動して参ります。